みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は、舌強化に関する研究を一つ
ご紹介していこと思います。
論文
今回の論文は舌の強化運動(TSE)が
舌の強さ及び努力性嚥下圧に及ぼす影響を調べたものです。
13名の若年健康成人が8週間、3回/wの等尺性TSEを実施した。
舌圧測定装置を用いて最大等尺性舌圧(MITP)の足底とTSEを行い、
硬口蓋に取り付けた触覚センサーシステムで努力性嚥下圧を測定した。
結果、MITP、努力性嚥下圧ともに
ベースラインからトレーニング後8週間まで有意に上昇した。
トレーニング終了後4週間および8週間では、
MITPの改善は有意に減少したが、
努力性嚥下圧についてはデトレーニング効果が認められなかった。
結論、TSEは努力性嚥下圧における
舌ー口蓋の接触域の舌圧を高めるために有効な方法である。
TSEによって得られた努力性嚥下圧は、
少なくとも8週間の非トレーニング期間中は維持されるようである。
まとめ
努力性嚥下圧の上昇は腹圧を掛ける上で重要な話になります。
舌のトレーニングを行い続けることで、
最大腹腔内圧の上昇に繋がってくる可能性があります。
なので、補強的に口腔内も動かしていくと
トレーニングに質ががあっていくかもしれません。
舌からの運動連鎖もあるので、
トレーニングでも少し意識として足してみると
上手くいくかもしてませんね。
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