KONDOです。
今回は筋肥大に関わる様々なホルモンの話です。
しょっぱなから読む気失せる感じの
小難しい話題です。
これらを理解するとトレーニング種目の選択や
トレーニングメニュー構成の質が上がると思います。
が、しかしながら推測の域を出ない領域です。
今後の当ジムのこのブログ内で引用すべく
知識ストックとして更新していきますので
悪しからず。
過去記事ピックアップー栄養素
インフルエンサーたちが何やら宣伝していますが
質の良いエビデンスは未だ存在していません。
無駄に高いのでこれも金の無駄と思っています。
こういった類の製品に頼るのではなく
生活習慣の根本的原因を追究することが先ですね。
主な同化ホルモン
筋肉を構成するたんぱく質を
筋タンパク質と呼びますが
その量を増減させるホルモンが存在しています。
筋トレによるそのホルモン分泌等の変化を知ることで
より筋トレの深みにハマるかもしれませんね。
主に筋タンパク質に関わるホルモンは4つあります。
- インスリン様成長因子1(IGF-1)
- 成長ホルモン(GH)
- テストステロン
- インスリン
そしてこれらは確定的に筋肥大に影響しているとは
未だ言い切れない域であることは前提ですが
これらの同化ホルモンたちが筋肉の同化・異化に
関与しているらしい?ぞ・・・
というニュアンスが伝わればいいかなと思います。
この辺の理解が深まるとステロイドについて
「あ~そういう感じね」って思えるかと。
今回はIGF-1のお話です。
IGF-1
Insulin-like Growth Factor 1
インスリン様成長因子1
略してIGF-1と言います。
名前の通りインスリンの様な構造を持っています。
筋肉に対しては同化・異化作用をもたらし
組織の成長をもたらします。
言い換えると筋トレ後などに筋肉が損傷し
それの再生を刺激する様な感じです。
IGF-1には
IGF-1Ea, IGF-1Eb, IGF-1Ecという
三種類が存在しております。
そのうちIGF-1Ea, IGF-1Ebは
主に肝臓から生成され全身に循環していきます。
激しい運動時には収縮している骨格筋がIGF-1の大部分を
産生し多くは収縮する筋繊維に吸収されます。
つまり筋トレを行うと
その活動レベルに応じてIGF-1が増加します。
仮にIGF-1の分泌が筋肉量の維持に関与するならば
筋トレをするという行動自体が
かなりポジティブなモノだと分かりますよね。
IGF-1がタンパク合成を促進し分解を阻害する
という研究です。
この研究を参考にして考えると
IGF-1をより多く分泌することが望ましいぞ
って解釈ができるかと思います。
よってこのIGF-1をより多く分泌させるには
どういったトレーニングをすればいいんだ?
どのくらいの負荷量のトレーニングが望ましい?
となりますよね。
このあたりが科学的な骨格筋肥大の考察
って感じがしますよね。
結論の不一致
ですが・・・
この研究ですと
血清のIGF-1濃度と運動後の筋タンパク合成増加に
相関関係が無いとしています。
また様々な研究が為されていますが
IGF-1とレジスタンストレーニングおよび筋肥大に
対する作用は未だ明らかになっていないのが現状です。
どっちやねん!!
って思うかもしれませんけれどもそんなものです。
そもそも私も読んでいて複雑すぎて
混乱してしまいます。笑
よくわからん
何かしらのメカニズムで
こういった内分泌系ホルモンが骨格筋肥大に関与している
ということは間違いなさそうですけども
詳細的な部分は謎です。
そして様々な因子が相互に働き合って
筋肥大に寄与している可能性などもあり
筋トレによって増加したIGF-1が
筋肥大にどのように作用するかは明らかになっていない
というのが結論です。
生理学、これを機会に再度挑戦します。笑
難し過ぎて頭爆発してしまいそうになって
挫折した分野ですから頑張りますね。
アップデートされたらまたIGF-1について触れます。
とても曖昧な感じになってしまい申し訳ないですが
今回はこれでお許しを!!!!