みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は睡眠不足と運動の関係性について
論文を引用していこうと思います。
論文
まず、睡眠不足の影響として
ホルモンバランス、代謝への悪影響、
筋グリコーゲンの貯蔵量の減少、
病気への罹患率の上昇、
うつ病やネガティブな気分との関連、
学習、記憶、判断能力の低下、
これらが悪影響として挙げられます。
また、長期的な睡眠不足は
神経機能を低下させ、
運動パフォーマンス、適切な認知処理にも
悪影響を及ぼします。
睡眠不足は、緊張、怒り、疲労、混乱、
過敏性、ビクビク感、眠気が統計的に有意に増加し、
活力、エネルギー、自身が減少する事が分かっています。
今回の研究内容は、
スタンフォード大学のバスケットボール選手を対象に
技術、スピード、気分を評価した。
4週間の通常睡眠(平均6,7時間)をベースラインとし、
5~7週間で睡眠を増やすようにした。(平均8.5時間)
結果として、フリースローシュート、スリーポイントシュート、
スプリントタイムの短縮などの有意な改善が見られ、
疲労度、眠気の尺度、気分などにも改善が見られた。
他にセミプロテニス選手を対象とし、
睡眠不足(5時間~7.5時間)に陥ると、
サーブの精度などが低下した。
同様に大学のテニス選手を対象とし、
1週間2時間睡眠延長により、
サーブ精度、スプリントタイムなどが改善された。
睡眠時間が最適でないと、
神経機能が損なわれることを示唆している。
一方、睡眠時間が改善されると、
神経機能が改善され、パフォーマンスが改善される。
睡眠時間の延長はパフォーマンスを向上させます。
機能改善には昼寝でも改善がみられる。
運動していく上では、
しっかり寝ましょうという話です。
こういった話の際、
では何時間寝ればいいのか?となりますが、
「分からん」が答えです。
人によっての差があるため、
明言出来ないことが多いです。
とりあえず気持ちよく起きれるぐらい寝ればいいです。
まとめ
筋肥大、ダイエットにも睡眠は必須です。
食事を気を付けるように、
睡眠にも気を付けないと、
どちらも上手くいかないです。
睡眠とダイエットついての他の記事はコチラ