パーソナルトレーニングの日常きゅうっ!

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナー亀山の亀山です。
今回もmaison de FLEXERの
お客様をご紹介していきます。

とあるお客様⑨

今回のお客様は40代女性Iさん。
Iさんはご自身で過去にダイエットをしていて、
目標体重を達成できたそうです。
ただし、目標体重を達成することで、
目標を失い、継続が出来なくなってしまったそうです。
結果、ダイエット開始前と同じ体重に
戻ってしまったそうです

自分一人では継続が出来ないこともあり、
当ジムに通い始めました。

まずは目標体重まで落とし、
それを維持することが目的です。

Iさんは運動するに辺り、
1つの懸念材料がありました。
ベイカー嚢腫という膝の水が溜まりやすい方でした

マニアックなお客さん向けのQ&A

Q
ベイカー嚢腫とは?
A

半膜様筋と腓腹筋の接点部分にある、
滑液包(SGB)に刺激が蓄積し、
水を放出してしまい、
膝裏に水が溜まる疾患の事です。

Q
よくある膝関節水腫との違いは?
A

ベイカー嚢腫は筋・腱のクッション材である、
滑液包が原因で起こります。
一般的な水腫は、関節包が原因です。
これが膝関節水腫とベイカー嚢腫の違いです。

Q
関節包?滑液包?
A

関節包は関節を囲んでいる袋状の被膜です。
滑液包は筋・腱が骨の運動摩擦を減らすための
クッション材みたいなものです。

簡単に言えば、半膜様筋と腓腹筋が
擦れてしまうのが原因です。
筋肉の緊張など原因は様々ですが、
解して、動かせばいいだけです。
※人によりけり

医者がいいと言ったとしても、
ほんとに大丈夫かと不安になるものです。
なのでこれらの解説を踏まえて、
動かしてもいいという安心の元、
運動を始めるようにしています

不安があると、動きが変わります。
意識的にしろ、無意識的にしろ、
庇うような動きをしてしまいます。
それでは、トレーニングの質が下がるため、
最大効率を求めるこちらとしては、
いらない感情というわけです。

ただ、さすがに何か問題があると判断した場合は、
病院へ促す形になります。
あくまで、トレーナーの領分を
越えることをするつもりはありませんので。

まとめ

だいたい動かせます。
動かせない人は病院へ案内します。
何か不安があっても聞いていただけると
相応の答えとともに対応させていただきます。

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この記事を書いた人

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KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。