みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は、ご紹介する論文は、
トレーニングのインターバルについて、
胸と背中において研究したものです。
色々と諸説言われることがありますが、
回復したなと思うぐらいの
だいたいがわりとちょうどいいです。
論文
若い男性60名を胸トレのグループ(GC)と
背中トレのグループ(GB)にわけて、
それぞれの理想的な筋機能回復時間を調べたものです。
GCではバーベルチェストプレス、インクラインプレス、チェストフライ、
GBではラットプル、バックロー(シーッテドロー)、ハイプーリーを
種目として行いました。
セット間の休憩は、60秒、90秒、120秒の3群に設定し、
筋機能回復度合いを研究しました。。結果は、60秒<90秒<120秒
となりました。
基本的な種目であれば2分程セット間の
インターバルを設定すれば、
筋機能はある程度維持し、
反復回数の低下みられないそうです。
「じゃあセット間の休憩は全部2分でいいんだ」
とはなってはいけないです。
今回は、種目として設定されたのは
たったの6種目だけです。
仮にこの論文が100%正しいとしても、
この6種目だけです。
例えば、スクワットやデッドリフトを
2分のインターバルで全力で
行った場合は、酸欠になるかもしれません。
負荷的にも、呼吸的にも可能な種目と
そうでないものがあります。
なので、そんなに呼吸が過剰に乱れたりしないような、
中重量設定の種目は2分でいいんじゃない?
ぐらいの方がいいと思います。
体調や体内の水分量などでも、
回復時間は変わりますので、
体と相談しながら、
”ベースの休憩時間は2分”でいいと思います。
まとめ
個人的な感覚を言えば、
動けるなと思ったタイミングで
休憩終わりで良いと思っています。
初心者は難しいかもしれませんが、
ある程度の経験者ならば、
体感的に動ける感覚は分かると思います。
それを信じてみるのが一番のおすすめです。
ただし、ラック内スマホや、
長時間の器具占有は
他の人の迷惑になるのでやめましょう。