下半身太り

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
女性に多い悩みである、

下半身太り

今回はこの事について触れていこうと思います。

下半身太りとは

まずそもそも下半身太りについてですが、
ただただ、皮下脂肪が多いだけです。
下半身太りは形から「洋梨型」と言います。
男性は「リンゴ型」、女性は「洋ナシ型」と
言われるぐらいには女性には多い悩みです。

リンゴ型は内臓脂肪型肥満
洋ナシ型は皮下脂肪型肥満
決して性別別のモノではないです。
男性でも洋梨型のように太ることもあります

下半身太りは皮下脂肪のため、
内臓脂肪と比べてしまうと
少し落としにくいモノにはなってしまいます。

出産後に下半身太りをする

出産後に下半身太りがひどくなったなどの話はよく聞きます。
これに関しては、生理学的理由もあります。
女性は授乳期の蓄えとして、
皮下脂肪を溜め込みやすいため、
100%防ぐというのは中々難しいものです。
ある程度は仕方が無いものですが、
脂肪である以上は落とすことは可能です


では筋肉はどのようになっているでしょうか?
出産後の下半身太りについて言えば、
臀筋群、太ももの筋力は
だいぶ低下しています


妊娠中の女性の姿勢を想像してみてください。
おおまかに2パターンが思いつくと思います。
まずは悪い方。
背中からお尻にかけて丸まり、猫背の姿勢。
こちらに関しては、言わずもがなと
後ろ側の筋肉は低下していくばかりです

次にある程度姿勢きれいに保っている姿勢。
姿勢きれいにするために、背中を真っすぐしようとしますが、
胎児がいる分、重心が前にズレます。
それを補うように腰を反るようにし、
骨盤と胸を後ろにずらしたような姿勢です。
ようは反り腰のような形です。
歩くときなどで言うなら、足の前側を使いがちな姿勢のため、
後ろ側は上手く使えていないです


どちらにしよ使っていない筋肉というのは
衰えていく一方です。


では前提として、
筋肉がある場合と筋肉が無い場合はどう見えるか。
同じ重さだとしても、筋肉と脂肪では
比重が違うため、筋肉がある方が細く見えます

たしか、筋肉1.1:脂肪0.9ぐらいの比率だったはずです。
そして、筋肉がある部分は引き締まって見えます。
また、筋肉があるのとないのでは、
基本的なカロリー消費も違います。

出産後の筋肉が衰えた状態。
下半身太りはこじつけ的に様々な理由を
謳っているエステなどがありますね。
痩身エステや、リンパマッサージなどなど。

とりあえず筋肉を妊娠前のレベルまで戻してみてください。
下半身太りしていなかった人は普通に戻りますよ


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KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。