みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
かつてレオナルド・ディ・セル・ピエロ・ダ・ヴィンチは言いました。
モナ・リザや最後の晩餐、
ウィトルウィウス的人体図などを作り、
イタリアのルネサンス期を代表する、
芸術家が人間工学上、
最高の芸術作品であるといいました。
107の靱帯、33の関節、26の骨、19の筋肉から
作り出させる人体構造において、
今回は少し触れ行こうと思います。
全然関係ないですが、
脚と足。
これは別物ですので調べてみてください。
足部のアーチ
アーチによるウィンドラス・トラス機構。
足部をバネにすることで、ランニングや歩行時の
衝撃吸収を担う、ウィンドラス・トラス機構。
建築科などでも習うこの機構は、
人体にもあるのです。
この機構が機能していることで
日常の歩行動作などにおいて、
関節への負荷を分散しています。
つまり、機能していなければ、
関節・筋に負荷を乗せ続けることになります。
偏平足などの土踏まずの位置が
平らになり、常時地面に接地している場合は、
”バネ”を活用できずに、膝が痛くなったりします。
日常的に負荷を与えている場合、
スクワットなどの、膝関節屈伸時に
違和感が出やすくなったりします。
日常的にニーインしているのならば、
運動時もニーインして当然というわけです。
大腿骨外転、外旋筋群の
筋力低下が推定もできます。
足趾(足の指)
足趾というのは重心に関係するのは
体感的に誰でも分かる事です。
アスリートなどのスポーツや
パワーリフティングなどの筋トレにおいては
床反力の伝達などにも影響してきます。
足趾力は立位バランス感覚では足趾握力、
座位では足趾挟力が関連しており、
立位の筋トレ(スクワットやデッドリフトなど)において、
唯一の接地面のため、とても重要です。
リフティングにおいて”地面を掴む感覚”というのを
聞くことがあると思います。
それは他でもない、”足趾”の重要性を
分かりやすく伝えているのです。
”地面を掴み”、安定していると
脳が認識すれば最大のパワーを出せます。
不安定な状態では必ず力が
セーブされてしまうのです。
まとめ
昔、足フェチという物が理解できなかったです。
太もも(脚)ならまだしも足?と。
「彼らは芸術性に富んだ変態達だったのだ
」と
今ならそう思えます。
私は未だ足フェチにはなれていません。
芸術性というのは先天的な、
後天的には手に入れることができない
才能なのだと、そう感じ始めています。