みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は、時代の流れに逆行し、
古き良きトレーニングを好む懐古厨による
BIG3+1の重要性を語っていこうと思います。
ベンチプレス、スクワット、デッドリフト+オーバーヘッドプレスのことです。
人によってはBIG3の種目はベンチプレスではなく、オーバーヘッドプレスという人もいます。
現代において、BIG3が軽視されるようになったのは、
youtuber、フィジーカー(笑)の台頭が一番の原因に思えます。
ある方法を使えば、重量を扱わない効かせる系トレーニーでも
容易に筋肥大を狙うことができ、事実彼らはその方法で
身体を大きくしてきました。
なので、彼らを模倣し、効かせる系トレーニーが
世に溢れたのが原因でBIG3+1は避けられるようになっていきました。
BIG3+1の重要性は全身の基礎筋力向上、体の連動性を高めるなどです。
もちろん、重量だけが全てではないですが
そこを蔑ろにしては、筋肉は育たないです。
トレーニングを始めて間もないころを思い出してください。
重量が増えていくにつれて筋肉も増えていったでしょう。
ステロイド検査のある、JBBFの選手たちの
トレーニングをご覧ください。
重量もかなり扱っている方が多いです。
加藤直之選手はかなりBIG3に対して、力を入れていますね。
ドライブという体の連動性
ドライブと呼ばれる股関節のパワーを重量挙上に
直結させる体の連動も捨て置けないです。
ドライブにはレッグドライブ、ヒップドライブ、トルソードライブの3つがあります。
それぞれが力発揮のベクトルが違うため、それぞれを覚えるしかないです。
重量を扱っていく上で、無意識的に出来る人もいれば、そうでない人もいます。
ただ、ドライブを使える状態というのは、高重量も扱えて、怪我のリスク低減も
出来ると私は考えています。
ドライブが使えるような状態とは、体の柔軟性がある程度改善されていないとできないです。
日頃のストレッチや、トレーニング前のストレッチ、アップが出来ていれば使えるようにもなります。
ストレッチは柔軟性改善に言わずもがな、アップも筋温を高めるため、重要です。
かつて、アップをせずにベンチプレスを行い、フィジークのレジェンド「ジェレミー・ブエンディア」も
肩を怪我してしまっていました。
最もベースとなるBIG3+1
最もベースになる動きをBIG3+1は覚えさせてくれますが、習得が難しいです。
なので、綺麗に出来てないとカッコ悪いなど
プライドだけ高い人は一生できないと思います。
筋肉が簡単には付きませんが、技術も簡単には付かないのです。
例えばですが、ベンチプレス。
この種目のレッグドライブを使えるフォームをしっかりと覚えている人は、
ダンベルチェストプレスの時、変に腰を反ったりしないです。
胸椎伸展を行えていれば、肩に異常なストレッチもかけず、
腰椎伸展の代償動作で腰を痛めることもないです。
このように、BIG3+1以外の種目へのトレーニングテクニックの転移が見られます。
効くか効かないかで言うならば、BIG3は魂に効く。
楽をしたいなどの魂に脂肪が付いた弱者に行うことはできない。
強き者は魂から鍛えていく。
たまに、ベンチプレスは怪我をするからやらないと。
ベンチプレスで100㎏以下でセット組んでて怪我するなら
だいたいフォームの問題です。種目じゃないです。
知識も経験もないのに種目のせいにしないでください。
不愉快です。ベンチプレスは私が最も好きな種目です。
弱者が穢し、貶めることなどはあってはならないことです。
まとめ
重要性はありますが、そもそもとしてBIG3+1は楽しい。
筋量という目に見えにくいものではなく、
数値として分かるので達成感も得られやすいです。
ただ、数値が増えずとも重い物を持つのは楽しいです。