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2025.03.20

胸郭出口症候群患者の呼吸機能障害について

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は胸郭出口症候群患者の呼吸機能障害についての論文を引用していこうと思います。

論文

この研究の目的は、胸郭出口症候群(TOS)と健常者の肺機能、
呼吸筋力および持久力を比較することである。

TOS患者62名(平均年齢30.81±10.69歳、男性10名、女性52名)と
健常者47名(平均年齢30.64±9.16歳、男性14名、女性33名)が本研究に参加した。
肺機能検査はスパイロメーターを用いて行った。
呼吸筋力(最大吸気圧[MIP]および最大呼気圧[MEP])は口圧装置を用いて測定した。

結果として、年齢分布と身体的特徴は群間で類似していた。
最大呼気流量を除くすべての肺機能パラメータは、TOS 患者と健常対照群で類似していた 。
TOS患者は対照群と比較して、ピーク呼気流量、MIP、MIP%、MEP、
MEP%、呼吸筋持久力が有意に低かった。

TOS患者46人(74.2%)はMIP値が対照群の95%CI下限値(97.05-113.88cmH2O)を下回り、
TOS患者53人(85.2%)はMEP値が対照群の95%CI下限値(124.74-146.49cmH2O)を下回った。

結論として、TOSでは呼気流量、呼吸筋力および持久力が悪影響を受ける可能性がある。
体幹筋は姿勢機能と呼吸機能の両方を担っている。
したがって、一方の機能の障害は他方の機能に悪影響を及ぼす可能性がある。

参考文献:Respiratory Dysfunction in Individuals With Thoracic Outlet Syndrome

まとめ

呼吸をするために必要なのは筋肉です。
胸郭出口症候群になる人の胸郭の状態は良くはないので
肋骨が広がるとか脊柱が反れるとか曲げれるとか肩が適切に回るとか
可動が出ている状態を目指すといいかなと思います。

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KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

パーソナルジムFLEXER佐藤町店の店長。ブログでは基本的に解剖学や運動学等の文献を引用した記事を執筆しています。

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