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2025.02.08

たんぱく質が不足することで健康に与える影響

こんにちはTOMOAKIです。
食事指導をしていて
私のクライアントさんの中には、
開始時においてたんぱく質摂取が
不十分
な方が多いと感じています。

たんぱく質が不足することで、
私たちの身体はさまざまな健康上の問題に
直面する可能性があります。

たんぱく質は、筋肉、臓器、皮膚、酵素、
ホルモン、免疫細胞の主要な構成要素
であり、
身体の成長・維持・修復に欠かせません。

そのため、十分な摂取ができないと深刻な健康リスクを招きます。
今日はこちらの「Health complication caused by protein deficiency」
というタイトルの学術記事を参考に
健康への影響を考えていきます。

https://www.researchgate.net/publication/320372204_Health_complication_caused_by_protein_deficiency#:~:text=Protein%20deficiency%20can%20cause%20a,et%20al.%2C%202017)%20.

筋肉量減少のリスク

まず、たんぱく質不足が長期間続くと、
筋肉の萎縮が起こります。

体はエネルギーを確保するために
筋肉のたんぱく質を分解し始め、
長期間にわたる低たんぱく・低カロリーの食事が続くと、
筋肉量の減少が起こる可能性があります。

特に高齢者ではサルコペニアのリスクが高まり、
運動不足や低カロリー食と組み合わさると
筋力低下につながる可能性があります。

免疫機能への影響

さらに、たんぱく質は免疫機能の維持にも
重要な役割を果たします。

慢性的なたんぱく質不足は、
免疫細胞の材料となるアミノ酸の供給を減少させ、
免疫機能の低下を引き起こす可能性があります。

ただし、免疫力の低下にはビタミンや
ミネラル不足、ストレス、睡眠不足など複数の要因が関与します。

浮腫への影響

また、たんぱく質不足は
水分バランスの崩れにも影響を与えます。

極端なたんぱく質不足や低栄養状態では、
血中アルブミンが低下し、
浮腫を引き起こすことがあります。

ただし、一般的なダイエッターが経験するむくみは、
主に塩分摂取や水分バランスの影響を受けることが多いです。

まとめ

たんぱく質は私たちの健康維持に不可欠な栄養素ですが、
過不足なく摂取することが重要です。

肉、魚、卵、大豆製品、乳製品など、
バランスよく摂取することが重要です。

具体的な量などについてはこちらを参考にしてみてください。

たんぱく質が不足していると感じる場合は、
食事内容を見直し、意識的に摂取することを心がけましょう。

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TOMOAKI

パーソナルトレーナーでFLEXER COACHINGのメインコーチ。ブログでは主にオンラインコーチング上で得た知見のシェアや減量(ダイエット)、筋肥大に関する記事を執筆しています。

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