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2025.02.03

フルート奏者が経験する筋骨格系症状

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回はフルート奏者が経験する筋骨格系症状の有病率と発生率についての
論文を引用していこうと思います。

論文

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26470946

この研究の目的は、フルート奏者における筋骨格系症状の
有病率と発生率を明らかにすることである。

7つの研究(エビデンスレベル1と3)が含まれた。

結果として、含まれた研究のバイアスのリスクが中程度から高いものであった。
調査された母集団や筋骨格系症状の種類には大きなばらつきがあった。
筋骨格系症状の生涯有病率は、調査した集団や症状によって15~95%と幅があった。
小学生では79%、大学生では95%であった。
上肢が最もよく罹患し、症状の有病率に左右差はほとんどなかった。
収集したデータの種類が異なるため、異なるグループのフルート奏者を直接比較することはできなかった。

まとめ

研究がまだ足りないので分からないですが
上肢の罹患率が高いというのは他の研究でも出ていましたね。
首、背中上部と下部、肩、肘、手と手首の罹患率が音楽家の方では多いので
その辺りもしっかりと対策的に動かしたり何かできるといいかもしれません。

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KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

パーソナルジムFLEXER佐藤町店の店長。ブログでは基本的に解剖学や運動学等の文献を引用した記事を執筆しています。

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