音楽と疲労のタイミングについて

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回はテンポの速い音楽を聴くと神経筋疲労の発現が遅れるかについての
論文を引用していこうと思います。

論文

この研究の目的は、速いテンポの音楽が筋電図疲労閾値(EMGFT)で測定される
神経筋疲労を軽減するかどうかを判断することである。
運動中に速いテンポの音楽を聴くと、対照条件と比較して
推定EMGFTが増加するという仮説を立てた。
第二に、運動中にテンポの速い音楽を聴くと、最大出力も増加するという仮説を立てた。

健康な大学生の年齢の男性10名 (平均年齢25.3±0.8歳)が、
7日の間隔を空けて2回、研究室を訪れました。
EMGFTは、各訪問で増分式片足膝伸展エルゴメータから測定されました。
被験者は、2回の訪問で音楽を聴くか、音楽を聴かないかを無作為に選択しました。

結果として、運動中にテンポの速い音楽を聴くと、最大出力およびEMGFTが上昇することを示した。
ただし、運動終了時の絶対および相対心拍数、および運動した脚の運動終了時の
自覚的運動強度については、2つの条件(音楽なし vs. 音楽あり)間で
有意な平均値の差はありませんでした。

これらの結果は、テンポの速い音楽を聴くと、全体的な運動耐性と
神経筋疲労閾値が上昇することを示唆してる。

まとめ

メンタル要素の影響ですかね。
ジム行くときはリラックス系やヒーリングミュージックは聞く人はいないと思いますが
それらよりアップテンポ系の曲が良さそうですね。

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KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。