性格と関節炎のリスクについて

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は6つの縦断的サンプルにおける性格と関節炎のリスクについての
論文を引用していこうと思います。

論文

このマルチコホート研究では、性格特性と関節炎リスクの同時的および将来的な関連性を調査することである。

参加者 (N > 45,000) は、6 つの確立された縦断的コホートの中高年成人がほとんどであった。
各サンプルで、性格特性、共変量 (年齢、性別、教育、人種、民族、うつ症状、BMI、喫煙)、および関節炎診断の
ベースライン評価が得られた。関節炎の発生率は、8~20年の追跡調査で評価された。

メタ分析により、神経症傾向が高いほど、同時発生および偶発的関節炎のリスクが高くなるという関連性、
また誠実性が高いほど同時発生および偶発的関節炎のリスクが低くなるという関連性が確認されました。
外向性が高いほど、同時発生および発症関節炎のリスクが低くなり、
開放性は同時発生関節炎のリスクが低いことと関連していた。

協調性は関節炎とは関連がなかった。
これらの関連性は、うつ症状、BMI、喫煙によって部分的に説明された。
年齢や性別による緩和の一貫した証拠はなかった。

6つのサンプルから得られた知見は、神経症傾向の低さと
誠実性の高さが関節炎のリスクを軽減する要因であることを示しています。

まとめ

誠実性が高いというのは様々な面で身体にはいい傾向があるみたいです。
昔ソウルイーターという漫画で健全なる魂は健全なる肉体に宿ると
言ってましたがあながち間違いではないようですね。

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KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。