食事を減らしすぎると起こりうる弊害とは?

こんにちはTOMOAKIです。
たまにカロリーを落とせば落とすほど
痩せるのでは?
とクライアントさんから
聞かれることがあります。

またダイエットのために
食事を抜けばいいのはわかっています、
食べなければ痩せるのはわかっています

と答える方もたまにいます。

エネルギー収支の赤字が大きいと、
短期的には体重が減少するかもしれませんが、
男女共に深刻な健康リスクが伴います。

その無茶なダイエットが
どのように悪影響を及ぼすかを
論文を参考にしつつ本記事では解説していきます。

ただただ食事を減らそう、抜こうと
考えている方は要注意です。

無茶なカロリー制限のデメリット

まず、急激なカロリー制限がもたらす
即時的な体重減少の背後には、
健康的な身体機能が維持できなくなる
危険性が潜んでいます。

エネルギー収支の赤字が大きいと、
体が必要なエネルギーを他の生命活動から削っていきます。

これは、筋肉の分解、代謝の低下、
免疫力の低下など、身体全体に広範囲な悪影響を及ぼします。

女性のリスク:ホルモンバランスの乱れと骨密度の低下

女性の場合、エネルギー不足は
ホルモンバランスに悪影響を与え、
月経不順や無月経といった症状
が現れます。

さらに、エストロゲンの減少により骨密度が低下し、
将来的に骨折のリスクが高まる可能性があります。

特に、ダイエット中の骨の健康は無視できない要素です。

男性のリスク:テストステロンの低下と筋肉の分解

一方で、男性はエネルギー不足により
テストステロンの分泌が低下し、
それに伴い筋肉の維持が困難に
なります。

この状態が続くと、筋力が低下し、
運動パフォーマンスも著しく落ちる可能性が高くなります。

エネルギー不足がもたらす精神的影響

無理なダイエットは、身体的な影響だけでなく
精神的にも影響を及ぼします。

多くの研究で、エネルギー不足がストレス、
イライラ、抑うつ症状を引き起こす可能性
が示されています。

精神的な安定を欠いた状態では、
目標に向かうモチベーションが持続せず、
リバウンドのリスクも増します。

結論

無茶なカロリー制限は短期的には
体重減少をもたらすかもしれませんが、
長期的には健康を損ない、
結果としてパフォーマンスの低下や
生活の質の低下を招きます。

持続可能な体重管理を目指すためには、
十分な栄養摂取を確保しながら、
段階的に体重を落とすアプローチが必要です。

ダイエットで意外と難しいです。
自己流で長いことやって
どうにも行かなくなった方を
これまで何人も見てきました。

多くとも500kcal以内
エネルギー収支が望ましいです。
しっかりカロリー計算して
三大栄養素などバランスよく
摂取していきましょう!

オンラインコーチング申し込み

オンラインコーチングは毎月数名限定で募集しております。
今年こそダイエットで成果を出した方、
大会に向けてのコーチングを希望される方は
こちらよりお問合せ下さい。

この記事を書いた人

アバター画像

TOMOAKI

2021年度JBBFジャパンオープンクラシックフィジーク168cm以下級準優勝など数多くのコンテストで優れた成績を残し続けており、2022年度から正式にmaison de FLEXER所属のパーソナルトレーナーとして指導中。KONDOやKAMEYAMAより常日頃から様々な知識を供給されそれを活かしてオンラインコーチングで月当たり約30名を指導している。