みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は筋力トレーニングと死亡リスクについての
論文を引用していこうと思います。
論文
この研究の目的はレジスタンストレーニングと全死因死亡率、心血管疾患死亡率、
がん死亡率との関係を系統的にレビューし、メタ解析することである。
合計10件の研究がメタ解析に含まれた。
結果として、レジスタンストレーニングを行わない場合と比較して、
任意の量のレジスタンストレーニングを行うことで全死亡リスクが15%、
心血管疾患死亡リスクが19%、がん死亡リスクが14%減少した。
4研究の用量反応メタアナリシスでは、レジスタンストレーニングと
全死亡リスクとの間に非線形関係があることが示唆された。
週60分程度のレジスタンストレーニングで最大27%のリスク低下が観察された。
死亡リスクの減少はトレーニング量が多くなるほど減少した。
結論として、この系統的レビューとメタアナリシスは、
レジスタンストレーニングが全死因死亡、心血管疾患死亡、
がん特異的死亡のリスク低下と関連するという、
これまでで最も強力なエビデンスを提供するものである。
レジスタンストレーニングによって得られる潜在的な死亡率改善効果が
トレーニング量が多くなるにつれて減少するかどうかについては、さらなる研究が必要である。
まとめ
筋トレしていると死亡リスクが下げれるらしいです。
長生きしたい場合は、運動習慣を早いうちからつけておく方がいいですね。
人によっては運動しておかないと生きてはいるけど動けないとかになり、
あまり望ましくないと思うので動いておく方がいいですね。
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