耳つぼ療法、マッサージ療法、無治療が認知症の症状に及ぼす影響

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は耳つぼ療法、マッサージ療法、無治療が認知症の症状に及ぼす影響についての
論文を引用していこうと思います。

論文

この研究の目的は認知症と診断された人の疼痛、不安、抑うつの改善における
耳指圧とマッサージの有効性を対照群と比較して評価することである。

111名の参加者が研究を完了した。年齢は67歳から91歳で、86人(77.4%)が女性であった。
参加者は3群に無作為に割り付けられた。
対照群-日常生活を継続
耳指圧介入群-耳指圧治療(耳のツボを指圧する)を受ける。
マッサージ治療介入群-リラクゼーションマッサージ治療を受ける。

結果として、耳指圧介入群はマッサージ療法介入群よりも、
治療期間中および1ヵ月後の追跡調査において、疼痛と抑うつに関して良好な改善を示した。

痛みの最も良い改善は耳指圧治療の最後(3ヶ月目)に達成され、
平均改善度は8.55(4.39)、IC 95%(7.14, 9.95)であった。
不安に関しても、最良の結果は治療最後の月に観察された。
不安の平均改善度は9.63(5.00)であり、IC 95%(8.02, 11.23)であった。

結論として耳指圧とマッサージ療法は、疼痛、不安、抑うつに関して
対照群よりも良好な結果を示した。しかし、耳指圧はより多くの改善を達成した。

まとめ

ツボがどうとかは分からない話なので置いておいて
耳の緊張が取れると全身が動きやすくなります。
耳がほぐれる前と後では運動あまりしていない人でも分かるぐらいに動きやすくなります。
肩甲骨周りと股関節両方で動きが良くなるので
全身が良くなってるんじゃないかなと思います。

そういえば頸の筋肉は色々と認知な自律神経系に影響がありましたね。

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KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。