ナチュラルボディビルにおける勝者と非勝者の違い

こんにちはTOMOAKIです。
最近の研究でナチュラルボディビルの
勝者(WB)と非勝者(NWB)とで
どのような違いがあるのか
を研究した興味深い研究について
今日は紹介していきたいと思います。

こちらの研究から得られたデータを基に、
両者の違いについて詳しく見ていきましょう。

年齢と競技経験

まず、WBとNWBの間には
年齢と競技経験に顕著な違いがあります。

WBの方が平均年齢が高く、競技経験も豊富です。

具体的には、WBの年齢は平均で31歳であるのに対し、
NWBは27歳です。

また、競技経験もWBの方が長く、
特に直近の競技シーズンにおける
大会参加回数が多い
ことがわかっています。

トレーニング経験

トレーニング経験に関しても
WBの方が長い傾向があります。

WBのトレーニング経験年数は中央値で9年であり、
NWBの6年を上回っています。

ただし、この差は統計的に有意ではないため、
必ずしも経験年数だけが勝敗を分ける要因では
ないことが示唆されています。

ダイエットと体重管理

ダイエット期間については、
WBとNWBの間に大きな差は見られませんでした。

両グループともに競技前の
ダイエット期間は平均で20〜24週間です。

しかし、WBの方がダイエット開始時と競技時の
体重管理において、より一貫して低い体重を
維持している傾向
があります。

水分摂取

水分摂取量に関しても、
WBとNWBの間に有意な差はありませんでした。

どちらのグループも競技前の準備期間中に
1日あたり3〜6リットルの水を摂取しています。

サプリメントの使用

サプリメントの使用状況については、
WBとNWBの間で大きな差は見られませんでした。

クレアチンやホエイプロテインが
両グループで最も広く使用されており、
その使用率は90%以上です。

ただし、メラトニンの使用率がWBで57.9%と高く、
NWBの37.8%と比べて有意に高いことがわかりました。

一方で、P-シネフリンの使用率はNWBで37.8%と高く、
WBの15.8%を大きく上回っています。

飲料と甘味料の摂取

飲料や甘味料の摂取に関しても、
両グループの間に大きな違いは見られませんでした。

ただし、WBの方が競技前の飲料摂取において
より厳格な管理を行っていることが示唆されています。

例えば、WBはNWBよりも頻繁に飲料摂取を控える傾向があり、
特にカロリーの高い飲料を避けることが多いです。

まとめ

まとめるとナチュラルボディビルディングにおける
勝者と非勝者の主な違いは、年齢、競技経験、
および大会参加回数にあるようです。

サプリや飲料、甘味料に関しては微妙な違いがあるだけで
そこまで変わらないようです。

ナチュラルボディビルは競技歴、トレーニング歴が長く、
大会経験も多い方が勝っている傾向があり
納得です。

勝つために大事なことは競技を
正しい努力で継続することだと思います!

最初の数年はなかなか入賞できない方も
多い厳しい競技ですが、
最近ではカテゴリーが細分化しており
筋量が少なくても評価されるカテゴリーもあります。

最初は筋量の少ないカテゴリーから挑戦し、
徐々に筋量のあるカテゴリーで競うのもありかなと思います。
負けたからと腐らずに競技を続けることの重要性を感じます。

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この記事を書いた人

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TOMOAKI

2021年度JBBFジャパンオープンクラシックフィジーク168cm以下級準優勝など数多くのコンテストで優れた成績を残し続けており、2022年度から正式にmaison de FLEXER所属のパーソナルトレーナーとして指導中。KONDOやKAMEYAMAより常日頃から様々な知識を供給されそれを活かしてオンラインコーチングで月当たり約30名を指導している。