こんにちはTOMOAKIです。
今日はデッドリフトについてクライアントさんから
いただいた質問について考えていきましょう。
デッドリフトは下で止めた方がいいのか?
それともバウンドさせるみたいに連続でやっても良いのか?
筋肥大・筋力向上・安全性など双方の違いが気になります。
デッドリフトのバウンドとストップ
デッドリフトには大きく分けて二つの方法があります。
「バウンドスタイル」では、バーベルを床に軽く触れさせて
反動を利用し、連続してリフトを行います。
一方、「ストップスタイル」では、各リフトの間に
完全に停止し、リフトごとに初めから力を入れ直します。
科学的見解
こちらの研究によると、バウンドスタイルでは、
リフトの初期段階での最大力発揮が制限されることが
明らかになりました。
これは、反動を利用することで筋肉が完全には活性化されず、
結果として力の発揮が減少するためです。
これに対し、ストップスタイルでは各リフトで
筋肉を完全に活性化させ、より大きな力を発揮する必要があります。
トレーニングへの応用
- バウンドスタイルのリスクと利点
バウンドスタイルは連続的なリフトに適しており、
特定のトレーニング目的(例えば、持久力の向上や
ハイペースなワークアウト)に有効です。
しかし、このスタイルでは初期段階の力発揮が制限され、
筋肉の完全な活性化が得られないため、
筋力向上や筋肥大の観点からは劣る可能性があります。 - ストップスタイルの利点
ストップスタイルでは、各リフトで筋肉を初期状態から
活性化させる必要があるため、筋力の向上や筋肥大に有効です。
結論
以上より筋力や筋肥大を目指す場合は、
ストップスタイルが効果的だと言えます。
個人の体感としてもバウンドとストップでは
扱える重量や回数は全然違いますし、
ストップの方がかなり辛いです。
回数や重量はバウンドの方が容易にできて
計算上はボリュームは稼ぎやすいですが
地面からの反発で負荷が途中かなり抜けているため
やはりその観点からもストップが望ましいように思います。
以上