睡眠形質と生物学的老化リスクとの関連

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は睡眠形質と生物学的老化リスクとの関連についての
論文を引用していこうと思います。

論文

この研究ではメンデルランダム化(MR)分析による
症例対照デザインを用いて、睡眠形質が
生物学的老化のリスクと関連しているかどうかを調査することである。

336,559人(生物学的老化が加速した157,227例と対照179,332例を含む)を対象とした。
臨床的特徴から得られたPhenoAgeにより生物学的年齢を推定し、
年代とのずれを年齢加速(PhenoAgeAccel)と定義した。
睡眠行動は標準化された質問票で評価した。

結果として睡眠時間と見た目年齢の老化リスクとの間にU字型の関連が認められた。
通常睡眠者(6-8時間/日)に比べ、短時間睡眠者はリスクが7%高く、
長時間睡眠者はリスクが18%高かった。
夜型は朝型よりも見た目年齢の老化リスクが高かった。

線形MR解析によると、朝型は見た目年齢の老化リスクに予防効果を示した。
遺伝学的に予測される睡眠時間は見た目年齢の老化とU字型の関係を示し、
非線形の関連を示唆した。

結論として本研究は、睡眠を改善することで
生物学的老化を遅らせることができることを示唆しており
老化の悪影響を緩和するための介入として睡眠を最適化することの重要性を強調している。

まとめ

睡眠は大事ですね。
U字型の関連なので寝過ぎるというのも
プラスになるわけではないようです。
睡眠関連は基本的に取り過ぎてもダメ、
少なすぎてもダメという認識になりますね。

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KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。