MAG 今では定番のアタッチメント

 こんにちは、KONDOです。
今回はラットプルダウンマシンなどで使用する
アタッチメント MAG の解説を。

MAG??

 Maximum Advantage Gripの略称です。
何パターンかある手幅とフォルムで
“手に引っかけやすい“グリップ部分で
背中のトレーニングを“上手く“する製品です。
私はこれがInstagramで有名な海外ボディビルダー達が
使用する動画を頻繁に見るようになった
3年近く前に私物として購入しました。
当時はあまり日本では見かけない製品でしたが
現在のフィットネスシーンではかなり頻繁に
見かけるマストな製品になりつつありますね。
GOLD’S GYMには勿論anytime fitness等にも
よく導入されている製品です。
プロモーションのために海外ビルダーたちを
上手く使って世界中に知れ渡り
ヒットしたって感じですね。

何がいいの?

 正直言うと別にスペシャリティは感じません
個人的にはきっとトレーニングが上手い人ほど
特に何も感じないかなと思います。
単純に“やりやすい“程度の製品です。

知らん人

トレーニング初心者ほど
良い製品だと感じるということ?

オタク亀山

あ、分かりました。
トレーニングが上手い人は
MAG使用の利点を自然と
どのアタッチメントでも
できるんじゃないですか!?

KONDO

良い製品というかやりやすい
って感じじゃないですかね。

オタク亀山くん正解です。
ポイントは“握り方“です。

 MAGの製品のグリップ部分は
どれも変な形をしていますよね。
これ手が“引っかけやすい“形状になっています。

オタク亀山

握力を消耗しにくいってことですね!

KONDO

違います。
結果的に握力消耗はしにくくなりますが
本来の目的とは逸れています。

 結果的に握力消耗しにくくなる・・・
というのもポイントになりますが、
指先でギュッと握ってしまえば
握力を比較的消耗しがちですよね。
ということは、そう、指先で握らせない。
つまりは“覆うように握らせられる“ということ。
手のMP関節・中手骨あたりで
覆う(引っ掛ける)様に握るため
握力及び前腕等への負担が軽減され
背中の筋肉で引きやすい条件が満たされる
のです。

MAGは女性や初心者向け??

 MP関節・中手骨あたりで
引っ掛ける握りを自然とできれば
別にMAGは不要
ということです。
言い換えれば背中のトレーニングは
上記の握り方が必須ということです。
背中のトレーニングが上手な人は
これが自然とできています。
ラットプルダウン以外の種目も同様です。

 これまで様々なトレーニーの
背中のトレーニングを見てきましたけど
みんな“引く“という動作に執着し過ぎており
細かなポイントを抑えることを必要とする
背中のトレーニングが雑になっているのです。

 が、しかし私もたまにMAGを使用して
トレーニングをすることがありますが
その細かなポイントを少なからず補助
してくれるので楽さがありますし
再度握りの重要性を認識させてくれます。

オタク亀山

じゃあ女性や初心者には
扱いやすい製品ですね!

 なので当ジムでMAGを使用するのは
基本的に初期の段階や女性に主に使用します。
MAGの中でもナローのアンダーグリップなどは
ストレッチ感を通常のアタッチメントよりも
アンダーグリップが故の上腕の関与が少なく
ストレッチ感を強めに感じることができるので
メニュー内容によってはどの方にでも
率先して使うことがあります。

 maison de FLEXERには
MAG以外にもUESAKAストレート・パラレル、
BACK WIDOW by FLEX WHEELERなど
様々なアタッチメントがございますので
目的やレベルに合わせ最適なもので
指導していきます。
後日それぞれの解説もしたいと思います。

あったらあったで良くて、無かったら無かったでよい

マシンの可動域などを考慮した際MAGの弓形な感じが
ベストなアタッチメントだったりするので
とりあえずあると便利って感じです

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