鶏胸肉のグラム数は加熱前後どちらで計算?

こんにちはTOMOAKIです。
今日はオンラインコーチングのクライアントさんから
いただいた以下の質問に回答していこうと思います。

鶏胸肉のg数は加熱前と加熱後
どちらで計測、記録するべきですか?

このような質問は実はよくいただきます。
鶏胸肉に限らず白米、オートミール、魚などなど

それでは早速解説していきます。

正しく計測できるのは調理前

ダイエットにおいて食べたものを
正しく記録すること
は大切な要素の一つです。
食材一つ一つのカロリーをより正確に記録するためには
加熱前の状態で測る方がより正確です。

理由は食材を調理する際には、
水分や脂肪などが調理方法によって
失われたり加えられたりすることがあるからです。

例えば鶏胸肉を焼いて
パサパサした感じになる場合は
調理前に鶏胸肉の中にあった水分が
加熱することで一部抜けているからです。

反対に白米も炊くときは水を入れて一緒に炊きます。
そうすることで元々の白米の重さに
水分量が加わり
ふっくら柔らかく膨らみます。

この重さの変化分は水分量の変化であり、
エネルギー量にそこまで影響はありません。

以上の理由より調理前の食材を計測することで
より正確に摂取エネルギー量等を計算できます。

正しく計測することはダイエットにおいて必須か?

基本的に正しく計測するためには
断然調理前のg数で記録することを推奨します。

では正しく計測することは
ダイエットにおいて必須なのでしょうか?

ダイエットの大前提は既に知っている方も多いと思いますが
摂取エネルギー量<消費エネルギー量の構図
適切なエネルギー収支のマイナスが作ることです。

実際のところ消費エネルギー量は厳密に測ることは困難
もう一方の摂取エネルギー量を厳密に測ることは
外食や既製品が入り込んだり
食品の産地が異なったり、食品の個体差など困難です。
(西洋かぼちゃと日本かぼちゃだけでもカロリーが倍ほど違います)

以上より完璧に全てを記録することは難しく
どちらも概算で進めていく必要がありますので
多少の誤差は問題ないかなと思います。

結論

結論として調理前に測った方が
より正確ですのでなるべく計って記録しましょう

ただし毎食毎食調理するわけではなく
自分のようにまとめて何食分も作る場合
全体の量を加熱前で測って(例えば鶏胸肉600g)
加熱後4つのタッパーに大体満遍なく分けて
一食あたりは150gのつもりで食べる!

これくらいの精度で全然良いかなと思います。
また加熱済みの状態でしか計れないのであれば
それはそれで記録していくと
毎日の摂取量を均一にでき停滞した時とかに
対策を打ちやすいかなと思います。

加熱前後に関わらずまずは測る習慣をつけていくと
自身の食事の管理能力や責任感が養われていくのかなと思います。

測ってない人はまずは測るところから始めましょう。

オンラインコーチングに興味のある方は
こちらよりご覧ください。

この記事を書いた人

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TOMOAKI

2021年度JBBFジャパンオープンクラシックフィジーク168cm以下級準優勝など数多くのコンテストで優れた成績を残し続けており、2022年度から正式にmaison de FLEXER所属のパーソナルトレーナーとして指導中。KONDOやKAMEYAMAより常日頃から様々な知識を供給されそれを活かしてオンラインコーチングで月当たり約30名を指導している。