みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は、頸椎原性頭痛患者と無症候性の
健康対照患者における胸部脊椎の姿勢と可動性についての
論文を引用していこうと思います。
論文
頚椎症性頭痛グループとマッチさせた健常対照グループとの間で、
30分間のラップトップ・タスクの前後に、
自己認識による最適姿勢と習慣的姿勢、
能動補助による最大可動域、および上部胸椎と
下部胸椎の再ポジショニング・エラーを比較することである。
頸原性頭痛患者18名(29~51歳)とマッチさせた
健常対照者18名(26~52歳)の胸椎の姿勢と可動性を比較した。
結果として、頚椎症性頭痛群の習慣的な
上胸部姿勢は、対照群と比較して
屈曲の最大可動域に向かって有意に位置が低く、
自己認識による最適な上胸部姿勢は有意に頚性頭痛群では、
対照群に比べ、より伸展していた。
また、頚性頭痛群では、ラップトップ・タスクの後、
自己認知による最適な胸郭下部姿勢は再確立できなかった。
結論として、胸椎の姿勢は、頸原性頭痛群と対照群の間で異なる。
これらの違いは、胸椎の最大可動域に対する習慣的な胸椎の姿勢を表し、
頭痛を誘発する活動後の胸椎の再ポジショニングの
可能性を分析することによって検出された。
これらの筋骨格系の機能異常が頚原性頭痛の病態生理に
どのように寄与しているかを明らかにするためには、
長期的な研究が必要である。
まとめ
姿勢を正しく、正しましょう。
姿勢は意識、習慣に左右されるところがあり、
重力という負荷が常にかかっている以上、
丸まるのが基本と言えば基本です。
なので、大変にはなりますが、毎日意識していきましょう。
ところで、車を走らせているとよく目にする
姿勢矯正や猫背矯正とかありますけど、
週何回通えば矯正されるのか甚だ疑問が残りますね。
矯正と言葉を使う以上は正常な状態にしっかり治る事を
指すわけなので、まさか1度というわけでは無いでしょう。
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