慢性痛と睡眠の関連性

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は、慢性運動器痛と睡眠関連問題の双方向の関連性についての
論文を引用していこうと思います。

論文

この系統的レビューとメタアナリシスは、睡眠関連問題(SRP)と
慢性運動器痛(CMP)との前向きな双方向の関連についての
エビデンスを統合したものである。

20の研究、190人の成人(34.4-71.7歳)が含まれ、
そのうち17の研究がメタ分析に使用された。

結果としてベースライン時にSRPを有する人は、
SRPを有しない人に比べ、CMPの発症率が1.79倍、
持続率が2.04倍であった。

SRPとCMPの関連性に関するサブグループ解析では、
研究のフォローアップ期間が長いほど、研究間の異質性が高くなった。
対応するメタ回帰では、追跡期間、性比、年齢による有意な効果は観察されなかった。
ベースライン時にCMPを有する人は、
CMPを有しない人に比べてSRPの発生率が2.02倍高かった。

結論として、成人におけるSRPとCMPの発症-存続の
縦断的な関連性に関する強固なエビデンスを提供するものである。
さらに、利用可能な前向き研究は、CMPとSRPの間に
双方向の関係が存在することを支持している。

まとめ

しっかり寝て回復に努めましょう。
睡眠不足はデメリットはあれどメリットはほとんどありません。

”睡眠時間を削る事で活動時間が増えて色々な事が出来ます!”
と短時間睡眠教の方々は言われたりもしますが
睡眠不足で認知判断能力の低下したモンスターが
活動時間増えるとか周りは恐怖でしかないですよね。


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KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。