休憩中の姿勢による違い

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は、高強度インターバルトレーニング中の
2つの異なる回復姿勢の効果について
調べた論文を引用していこうと思います。

共有のトレーニング空間でマシンを
占有しスマホをいじり過ぎるのは良くないです。
とベンチプレスなどでラックを1時間以上占有する亀山からでした。

論文

この研究では、立位時の2つの異なる回復姿勢、
頭に手を置いた姿勢(HH)と
膝に手を置いた姿勢(HK)を用いることが
様々な心肺機能測定に及ぼす影響を明らかにするために実施されました。

対象は、18歳~22歳(20.3±1.1歳)の
女性サッカー選手24名から構成された。
すべての被験者は、研究への参加を開始したとき、
冬のトレーニングシーズンであり、
HIITプロトコルトレーニングに慣れており、
現在のトレーニングルーチンを変更しないように指示された。

結果として、高強度インターバルで疲労した後、
HH姿勢と比較してHK姿勢では心拍数回復量(HRR)が改善し、
潮容積(VT)と二酸化炭素量(VCO2)が増加することが示されました。
HK姿勢では、HH姿勢に比べてHRRが大幅に改善されました。

HKの姿勢は腹筋の呼気能力を向上させ、
換気プロファイル反応の改善を示す二酸化炭素量の
わずかな上昇につながったことが示唆されます。

結論として本研究で得られた知見に基づき、
HK姿勢はHH姿勢と比較して、
HRR、VT、VCO2を有意に改善した。
HRR、VT、VCO2に対するHK姿勢のポジティブな効果は、
疲労を伴う運動からの回復期にこの姿勢をとることで、
副交感神経の影響と心肺力学が改善されることを示唆しているのかもしれない。

まとめ

研究の内容はHIITにはなりますが、
呼吸系の回復になってくるので、
レジスタンストレーニングでも意識すると違うのかなと思います。
ランニングした後は歩く方がいいように、
トレーニングセット終了後も回復の早い姿勢、状態があるという事です。

確実にではないですが、
楽な姿勢、呼吸がしやすい姿勢で休憩するのが
無難かなと思います。

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KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。