みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は、腹部肥満の閉経後女性における
持久力トレーニングおよび持久力-筋力トレーニングが
骨密度および骨量に及ぼす影響について
調べた論文を引用していこうと思います。
論文
この研究では、腹部肥満の閉経後女性において、
持久力トレーニングと持久力-筋力トレーニングが
骨密度(BMD)と骨量(BMC)に及ぼす影響を比較することを目的とした。
さらに、トレーニングプログラムの有効性を明らかにするために、身体能力を評価した。
合計101名の女性を募集し、持久力トレーニング群と
持久力-筋力トレーニング群に無作為に割り付けました。
参加者は、1日60分、週3回、12週間にわたりトレーニングを行った。
介入前と介入後の全身、腰椎、大腿骨頚部の
BMDとBMC、身体能力を測定した。
結果として持久力強化群では
デンシトメトリーパラメーターに差はなかったが、
全身のBMDに有意な増加が認められた。
さらに、腰椎BMCの変化にも群間で有意な差が見られた。
さらに、両トレーニングプログラムとも、身体能力を有意に向上させ、
グループ間に差はなかった。
腰椎のBMCの維持には、持久力トレーニングの方が効果的であった。
しかし、両群ともBMDに対する効果に差はなかった。
女性では、閉経前と閉経後で持久力トレーニングや
持久力-筋力トレーニングの骨の健康に対する効果が異なるかもしれません。
最近のメタ分析で、高強度のレジスタンストレーニングが、
運動しない対照群と比較して、閉経後女性のBMDを有意に増加させることを発見しました。
しかし、同じ著者らが、閉経前女性を対象に実施した研究を含む別のメタ分析で、
対照群と比較して、高強度の漸進的レジスタンストレーニングは
腰椎のBMDを増加させるが、大腿骨頚部は増加させないことを実証しました。
これらの結果は、初期の骨の状態、被験者の選択、
サンプルサイズ、ホルモン療法の併用などの要因が、
得られた結果の解釈を混乱させる要因として特定されました。
BMDとBMCを増加させるためには、より高い強度とより長い研究期間が
考慮すべき重要な要因であることが示唆されている。
まとめ
どちらにせよ動かした方がいいみたいですね。
色んな論文を読んでまとめていったとしたら
結局、健康のため必要なのは
”健康的に食べて”、”よく寝て”、”適切に動いて”の
3つにいきつくのかなと思います。
昔から言われている事ですね。
こういったのは大前提になってくる考え方なので、
断食や短時間睡眠、関節に乗せるエラーな動きなどは
要らないという事です。
これらを肯定的に捉えるのは自由だと思いますが、
不健康的ではありますね。
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