みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)と
心筋梗塞の関連性についての論文を
引用していこうと思います。
主なNSAIDsはバファリン、ロキソニン、カロナールなどです。
他にもありますが、お客様から聞く多いのは
この辺りかなと思います。
論文
この研究では一般住民を対象に、異なる非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の
服用頻度、服用量、服用期間と心筋梗塞(MI)リスクとの関連性を検討した。
50歳から84歳の患者における非致死的MI8,852例を同定し、
ネステッドケースコントロール解析を実施した。
個々のNSAIDsの平均治療濃度によるin vitroでの
血小板COX-1および単球COX-2の阻害の程度と
心筋梗塞のリスクを相関させた。
結果としてMIリスクは、NSAIDsの現在の使用により増加した。
リスクは、治療期間と1日の投与量とともに増加した。
全血COX-2のin vitro阻害度と、血小板COX-1活性の完全抑制(95%以上)でない
個々のNSAIDsによるMIリスクの間に有意な相関が認められた。
治療濃度においてCOX-2阻害の程度が90%未満の個々の
NSAIDsは相対リスクが1.18であったが、
より大きなCOX-2阻害を持つものの相対リスクが1.60であった。
結論として、血小板COX-1を完全かつ持続的に阻害しない
NSAIDsの間で変動するMIリスクは、COX-2阻害の程度に
大きく関係していることを示唆している。
まとめ
cox-1は血小板、消化管、腎臓などに
常時発現しており、恒常性維持に必要なものです。
cox-2は炎症などで誘導され、
血管拡張作用をなどを有し、炎症促進物質を生成します。
なので、cox-2阻害は、消炎効果などですね。
私自身あまり鎮痛薬などは飲まないのですが、
意外にも頻度良く飲む人がいることに驚いています。
過去に筋肉痛が酷くて飲んだ人がいたのは衝撃でしたね。
薬物乱用頭痛という飲み過ぎでなる病気?症状もあるので、
耐えれる範囲なら頼らないに越したことはないかなと思います。
耐えれないやつは別です。
心筋梗塞などは50代以降で発症率が
高くなっていきます。
このような高齢のリスクについての時に思うのが、
人生100年時代と言われると
より色んな病気が増えるんだろうなって感じです。
癌も平均寿命の増加とともに増えていますしで、
また何か増えていくんだろうなと思っています。
ところで、人生100年時代。
2000万の貯金だけして
身体を一切気遣わない人は、
老人ホーム代か介護費に貯金を回す
予定なのかなと思ってしまう今日この頃です。
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