KONDOです。
本日もよくあるパターンのInstagramで見た投稿について
記事を書いていきたいと思います。
「BCAAを炭酸で割ってジュース代わりにすると
食欲が抑えられて甘さも摂れてダイエットの味方」
的な文や
「BCAAを常飲することで筋分解を抑えられる」
「血中アミノ酸濃度を高めるためにBCAAを水分補給に」
などの情報発信が見られます。
↑間違いです。
BCAAと筋肥大
過去にBCAAについては記事にしています。
BCAAについてよく謳われている
- 疲労回復
- スタミナ増強
- 筋肥大
- 筋分解抑制
はあまり科学的根拠が無いというのが実態です。
加えてBCAAに対する最近の総論としては
- 日頃から十分にたんぱく質を摂取していれば
BCAAを摂取するメリットは特に無い
要するにBCAA単体による効果は低く
十分なたんぱく質摂取が優先で前提事項ということです。
今回は特にBCAAをジュース代わりに
仕事中や外出時に飲むという人が割と居るので
それについての記述です。
結論的に
BCAA単体摂取によりBCAA量が増え
必須アミノ酸のバランスが崩れることで
筋タンパク質合成は促進せず寧ろ減少する
ということです。
・・・逆にデメリットじゃないかああ!!って
感想が出ると思いますがそんな感じです。
あまり摂取しても意味が無いにしても
トレーニング中に飲む程度なら
体内のアミノ酸量に不均衡が出るというのは
あまり無いのかな???とは思いますが
ジュース代わりに飲むのは控えた方が良いと思います。
ロイシンについても同じくです。
ロイシンのみを多く摂ったところで筋タンパク質合成が
促進するどころか減少します。
ロイシンが筋肥大のトリガーかあ!って
ロイシンを多く摂ろうと考える気持ちも分かりますが
単体摂取ではメリットはないです。
ゆえにアミノ酸は特定のもの単体で摂るよりも
一緒くたに全部摂るのがいいのです。
まとめ
- BCAA単体の濃度が増加すると
筋タンパク質合成が減少する可能性がある - 仕事中や出先などの飲み物として
BCAAを摂るのはやめた方が良いかも - アミノ酸は特定の単体摂取ではなくて
アミノ酸スコアの高いたんぱく質を摂るべき
だからEAAが推されている昨今です。
普通にホエイプロテイン飲んでおけばOKです。