KONDOです。
今回は再びSNSから話題を拾って
記事にしていきたいと思います。
今回のは投稿者が少し言葉足らずで
TwitterというSNSの特性上吊るされたって感じです。
指導者としてどのようにも捉えられてしまう様な
発信をしないように自戒を込めて記述します。
別にポジショントークはするつもりはございません。
単純にTwitterに限らずInstagramなどでは
情報や文が切り取られて拡大解釈されて
第三者が発信することがございます。
情報の取捨選択が非常に難しい昨今であり
こういうパターンでも広がってくんよって知ってほしいです。
ダイエットにおける性差
先日Twitter上ではこのツイートが
一部で話題となりました。
曲解とならない様に
”Twitterで会話をすべて読む“して下さい。
問題点としてはこの限られた文字数での投稿で
”男と女でダイエット方法は異なります”
と先頭に書いてしまったことかなと思います。
”女性ホルモンの状態を無視して~”という部分、
文末の「痩せなかったりします」
とあるので痩せようとする場合はどういう状況下でも
カロリーは優先案件です。
このツイートに呼応して
と昔からネットで基礎的な情報を拾うならココ
と言わんばかりに有名なAthlete Bodyさんが
引用ツイートして拡散された形です。
追記として翌日に
と投稿されております。
非公開アカウントではなく公開アカウントなので
フォロワー以外にも容易に届いてしまう
Twitterの特性を見誤ってしまったようです。
さらに援護射撃として
と。
要するに今回の一件は
「男と女じゃダイエット法は違うから!」
「エネルギー収支適切なら痩せるって違うから!」
と受け取ってしまった人が多い訳です。
実際今回の事の発端のツイートが流れてくると
そう思っても仕方ないのかなと思います。
今この記事を見た人、
そして初めて今回の一件を知った人は
おそらく同じように思うのでは。
そして案の定
「いやいやエネルギー収支は絶対だから」
という「エネルギー摂取量の計算はマスト」
という流れになっていったのです。
Twitterって面白いですね。
情報発信の難しさと
受け手がどういうふうに解釈するか
人それぞれだというところが・・・
性差はあるのか
“体重変動“という部分に関して言えば
性差はあると言えます。
“体重“です。体重の点で言えば、です。
そう数値です。みなさんご存知
水分によって体重は容易に変動します。
エストロゲンやプロゲステロンの作用で
消化器官に影響をきたして
便秘になったり水分の貯留が助長されたり
と女性は水分などの影響を受けやすく
体重という面では性差があります。
又、過去に記事にしておりますが
ピルなどの服用でも浮腫みとして
水分の貯留が成され数値的な面で言うと
体重は停滞しやすいと言えます。
↑こういった点を踏まえて
“女性は男性と違って体重が停滞しやすい
状況になりやすい“と記載してあれば
何も炎上しなかったのかなと思います。
なので指導する側はこういったホルモンの事や
それぞれの対処法やサイクル法など
熟知していないと厳しいですよね。
単純なエネルギー収支のみに焦点充てて
体重落ちないからとどんどん削ったら
今回本来伝えたかったであろう
健康被害やメンタルヘルス的な部分への
悪影響が出ちゃうよねって。
ダイエット法の不変定理
- エネルギー摂取量<エネルギー消費量
もうこれは絶対です。
何かしらのダイエット法を実施したところで
エネルギー収支によるものであり
特定の何かを摂取したことによるものではないです。
何度も何度も何度も言ってますね。
なのでダイエット法で性差はありません。
分かっていると思いますが
男性だけがこの絶対条件で体重減少する
ってことでは決してありません。
女性は難易度が高いよってことですね。
まとめ
私も実際今回のツイートに反応はしましたが
おそらくこう思ってんだろうな〜と
読めたのでいいんですが
普通に知識無い人であのツイートしか見なかったら
勘違いして当然なのかなとも思います。
1つ目の投稿だけ目にした人や
その人の信者orフォロワーが勘違いするかも?
しれません。信じる人の自己責任なんですけどね。
ので後からこう言いたかったんだよ〜ってのは
指導者としては微妙なところですよね、
多くの人がネットから
情報を得ているわけですから・・・
そんなの知らねえよって当事者はなるかもですが
まあ・・・ね。
関連した過去記事で
の2記事あります。
パーソナルトレーナーというものが
馬鹿にされてしまっている側面もある
という悲しき事態も目を背けずに
向き合っていきたいですね・・・