KONDOです。
Instagramっておもちゃがいっぱいで楽しいですね。
独自理論(ドヤ)みたいな感じな人が多くて
その人を崇拝してるフォロワーも見てて面白いです。
先日私の元にLINEでトレーニーから質問が来ました。
「私の脂肪固いから脂肪燃焼しづらいって言われた
これってどうなの??」と。
これを言ってきた人は某団体の女性の方で
ファンも多くポージングレッスンもやってるぽいです。
脂肪が固い→脂肪燃焼しづらい
→脂肪を柔らかくする→脂肪燃焼促進する
という理論が彼女の中では成り立つ様です。
エステでやられてる痩身理論と変わらないですね。
そんなんがパーソナルトレーナー名乗ってるから
この業界はうんちなんです。
さて、今日はケトジェニックダイエットについて。
筋肉量とパフォーマンスの関連性のメタアナリシスです。
少しだけやり取りしたことのある方が
ネット上で掲載していたのでシェアします。
ケトジェニックダイエット
上2記事にて糖質の重要性について説いてます。
↑この記事にて
体内の内分泌系のエラーに対して糖質が
鍵を握っていることについても言及しています。
体重減少に焦点を当てれば
どのダイエット法も差はありませんし
ケトジェニックダイエットも昔からある
れっきとしたやり方です。
ただしデメリットも理解しましょうねってことです。
全員が全員そのデメリットを被ることはないですが
理論的に考えた場合はより一層の短期決戦が
望ましいということです。
筋肉量とパフォーマンス
「ケトジェニックダイエットで筋肉量が減少したり
トレーニング時に使用重量が落ちるのは
脂質をしっかり摂れていなくエネルギー摂取量が足りないから」
と説いているパーソナルトレーナーや某Youtuberが
居るのは周知のとおりです。
ケトジェニックダイエット(KD)と糖質制限食(CHO)の
トレーニングを実施している運動パフォーマンスと
体組成に対する影響を調べることを目的としたメタアナリシスです。
”KDと比較すると”CHOの方が
筋力や除脂肪体重(筋肉量を維持・体脂肪減少)には有効。
CHOと比べるとKDの方が
脂肪量の減少は大きかった。
Likely modifying effects on cyclic performance were the subject's sex and VO2max, intervention and performance durations, and mode of exercise. サイクリックパフォーマンスに影響を及ぼすと考えられるのは、被験者の性別とVO2max、介入期間とパフォーマンス期間、および運動モードであった
パフォーマンスに影響してくるのは運動の内容や性別が
大きい。
KD was not suitable for enhancing strength 1-RM or high-intensity cyclic performances. KDは、筋力1-RMまたは高強度サイクリックパフォーマンスの向上には適していなかった。
まとめ
体重減少に関しての影響はKDでもCHOでも
なんでもダイエットでエネルギー摂取量が一定なら
大差はないことは周知のとおりです。
今回のかなり新しい文献を参照すると
ケトジェニックダイエットはダイエット時における
筋肉量の維持や筋力アップには不向きそうですね。
ダイエット時(エネルギー収支負)という状況は
どう足掻こうが少なからず筋肉量は減少します。
これが起こらないならコンテストに出ている
選手たちの筋肉量は1周り大きくなりますね。
つまり単純にダイエットを行っていると
エネルギー収支的にもホルモン的にも
筋肉が減少しやすい訳ですから
それを最大限の努力で抑えたい場合は
ケトジェニックダイエットという選択肢は消えるかな?
と思います。