2025.04.01
慢性閉塞性肺疾患と呼吸筋力

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は慢性閉塞性肺疾患患者の増悪予測因子としての呼吸筋力についての
論文を引用していこうと思います。
論文
慢性閉塞性肺疾患(COPD)は骨格筋機能障害と密接に関連しており、
近年呼吸筋機能の評価が推奨されている。
この研究では、呼吸筋機能障害が臨床転帰に及ぼす影響を検討することを目的とした。
2015年6月から2021年12月までの間に呼吸筋力を測定した
COPD患者の診療記録をレトロスペクティブにレビューした。
そして、性別、年齢、予測1秒強制呼気量、握力、骨格筋量指数などの交絡因子を調整した後、
中等度から重度の増悪に対する呼吸筋力の影響を分析した。
また、呼吸筋機能障害と全身の骨格筋機能障害との時間的関係も比較した。
結果として、呼吸筋の筋力低下(RMW)は208例のうち48.1%(100例)に認められた。
低いパーセント予測最大吸気圧は、Cox回帰分析において1年以内の
中等度から重度の増悪の独立した危険因子であった。
軽度の全身性骨格筋機能障害の時点ですでに約半数の患者がRMWを呈していたが、
サルコペニアを有する患者ではRMW率が高かった。
RMWを有する患者は、RMWを有しない患者と比較して
1年以内に進行性の全身性骨格筋機能不全を経験する患者が多かった。
結論として、呼吸筋力の低下は増悪リスクの増加と関連している。
呼吸筋機能はCOPDの疾患状態および早期予後のマーカーとなりうる。
まとめ
全身しっかり筋力が維持できると望ましいですね。
呼吸筋の低下もあるとは思いますが、
骨の位置関係的に動かせないってのもあると思います。
いい姿勢で日々を過ごしましょう。
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