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2025.01.18

コレステロール摂取量についての質問

こんにちはTOMOAKIです。
先日オンラインコーチングのクライアントさんから

「カロリー管理アプリで
1日の食事を見るとコレステロール目標が
200mgなのに対して400mg
取っていました。
これはとりすぎなのでしょうか?

加工食品や飽和脂肪酸の摂取量自体は
そこまで高くありません。

という質問をいただきました。
そこで今回はこちらの記事を参考に
考えていきたいと思います。

https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/cholesterol.html#:~:text=%E9%A3%9F%E4%BA%8B%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AE%E6%91%82%E5%8F%96%E3%81%AF%E8%A1%80%E4%B8%AD%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AB,%E6%9C%9B%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%84%E3%81%A8%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

コレステロールとは

コレステロールは、ざっくり言うと
細胞膜の構成成分や
ホルモンの材料として体に必要な脂質の一種です。

詳しい説明はKONDO先生の
こちらの記事より!
記事にある通り食事からのコレステロールと
血中コレステロールは違います。

コレステロールは体内では主に
肝臓や小腸で合成され、
食事からの摂取量が増えれば、
体内での生産量が抑制されるため、
摂取量と血中コレステロール値の関係は
必ずしも明確ではありません。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31838890

また上記の論文では食事中のコレステロール摂取が
心血管疾患リスクと直接的に
関連していない
ことを示しており、
健康的な食事パターン
焦点を当てるべきとされています。

コレステロール摂取量の目安

日本人の食事摂取基準(2020年版)では、
脂質異常症の予防のため、
コレステロールの摂取量を200mg/日未満
にすることが望ましいとされています。

ただし、一般的な成人男性の
平均摂取量は約360mg/日とされています。

質問のように400mg/日という摂取量は多めですが、
加工食品や飽和脂肪酸の摂取が控えめであれば、
特段問題になるケースは少ないと考えられます。

注意すべき点

血中のLDL(悪玉)コレステロールが高い場合や、
普段の食事で肉や加工食品が多い方はなるべく
飽和脂肪酸を含む食品の摂取を抑えて
HDL(善玉)コレステロールを増やす効果のある
青魚(DHA/EPA)や植物性脂質
取り入れることがおすすめです。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27142749

上記研究ではDHA/EPA(特に1:1または2:1の比率)を
含むn-3多価不飽和脂肪酸が、
LDLコレステロールを低下させ、
HDLコレステロールを増加させる効果が示されています。

まとめ

結論として、コレステロール摂取量が多少多くても、
健康状態が良好であれば直ちに
問題視する必要はありません。

ただし、血液検査で異常が指摘された場合や
心血管疾患リスクが高い場合
は、
摂取量を見直すのが望ましいです。

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TOMOAKI

パーソナルトレーナーでFLEXER COACHINGのメインコーチ。ブログでは主にオンラインコーチング上で得た知見のシェアや減量(ダイエット)、筋肥大に関する記事を執筆しています。

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