筋トレと有酸素の降圧効果について

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回はレジスタンス運動は高血圧患者にとって有酸素運動と
同等の降圧効果を持つのかについての論文を引用していこうと思います。

論文

Resistance exercise has an antihypertensive effect comparable to that of aerobic exercise in hypertensive patients: a meta-analysis of randomized controlled trials – PubMed

Hypertension increases the risk of cerebrovascular disease and death. In addition to aerobic exercise, which is currently recommended for its antihypertensive …

pubmed.ncbi.nlm.nih.gov

降圧効果のために現在推奨されている有酸素運動に加えて、
最近の研究では、動的および等尺性レジスタンス運動にも
降圧効果があることが示唆されている。
しかし，このようなレジスタンス運動の降圧効果の大きさはよくわかっていない。
これらの効果の違いを明らかにするために、ランダム化比較試験（RCT）の
メタアナリシスによる包括的レビューを行った。

5065人の高血圧患者を対象とした84のRCTが研究に組み入れられた。

結果として、すべての運動は、非運動と比較して
収縮期血圧（SBP）および拡張期血圧（DBP）を有意に低下させた。
運動の種類による血圧低下の大きさに有意差はなかった。
84のRCTから得られたこれらのデータから、運動介入は有意に血圧を低下させ、
レジスタンス運動は高血圧患者において有酸素運動と同様の降圧効果を有することが示された。

結論として、このメタアナリシスにより、運動は高血圧患者の血圧を有意に低下させることが示された。
この血圧低下の大きさには運動の種類による有意差はなかった。

まとめ

高血圧の人はとりあえずなんでもいいので運動をしましょう。
以上です。

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