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2025.01.10

運動と食欲の関係について

こんにちはTOMOAKIです。
運動することで食欲は増えるのか?
減るのか
?ダイエット的にどうなのか、、、
今回の記事では
運動が食欲に与える影響について
興味深い研究を紹介していきます。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0195666323001101?via%3Dihub

運動は一時的に食欲を抑制

こちらの研究によれば、
運動は一時的に食欲を抑制し、
関連ホルモンに影響を与えることが分かっています。

例えば、空腹感を促進する
グレリンの分泌が抑制され、
満腹感を高めるPYYやGLP-1の分泌が増加します。

ただし、この効果は一過性であり、
数時間後にはホルモンレベルが元に戻ります。

さらに、運動によるエネルギー赤字は、
同じ赤字を食事制限で達成した場合と比較して、
食欲の反応が緩やかである点が注目されます。

これは運動が、より持続可能で
ストレスの少ないエネルギー管理法として
有望であることを示しています。

もちろん個人差も見逃せません。
遺伝的要因(例: FTO遺伝子変異)が影響し、
運動後の食欲抑制効果には
人それぞれの違いがあるとされています。

運動の種類による違い

加えて、運動後の摂食行動についても、
特に高強度運動後のエネルギー摂取には
大きな変化が見られないという報告があります。

ただし、水泳のような水中運動は
例外的に食欲を増進
させる可能性が指摘されています。

また、運動は脳の食欲関連領域への反応にも
影響を与えることが示唆されています。

特に高カロリー食品の視覚刺激に対する反応が
低下
することが分かっています。

これらの発見は、運動が短期的な食欲抑制だけでなく、
長期的な体重管理にも寄与する可能性を示唆しています。

まとめ

今回の研究結果の運動によるエネルギー赤字は、
同じ赤字を食事制限で達成した場合と比較して、
食欲の反応が緩やかというポイントは
持続的なダイエットのために非常に有益だと考えます。

また高カロリー食品の視覚刺激に対する反応が
低下するという点も同じくダイエット的には望ましいです。

運動は消費エネルギーを稼いでくれるだけでなく
ダイエット中の食欲においても
いくつか恩恵がある
ようです。

ダイエットの食事に並行して
筋トレや有酸素運動など取り入れていきましょう。


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TOMOAKI

パーソナルトレーナーでFLEXER COACHINGのメインコーチ。ブログでは主にオンラインコーチング上で得た知見のシェアや減量(ダイエット)、筋肥大に関する記事を執筆しています。

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