こんにちはTOMOAKIです。
他のパーソナルジムで糖質制限ダイエットをして
かなり痩せたが糖質制限ダイエットが辛すぎて
結局指導期間が終わると
ダイエットも徐々に崩れ
結局はリバウンドして最初より
体重が増えてしまった、、、
というクライアントさんがおられました。
とにかく糖質を制限するのは
辛かった。とのことです。
糖質制限、とっつきやすそうな
ダイエットですが本当に
肥満の方へのダイエット法として
適切なのでしょうか?
今日はこちらのナラティブレビューより
肥満の人は糖質摂取を少なくするべきかどうか
考えていきます。
肥満の人に対する低糖質ダイエットの効果
肥満の人にとって、糖質摂取を制限するべきかどうかは、
健康状態や代謝機能に応じて異なります。
このテーマについての研究や議論を基にした考察では、
低糖質ダイエット(LCHF)の有効性が注目されています。
まず、低糖質ダイエットは、
短期間で体重減少や血糖値、
インスリン感受性の改善に一定の効果を示します。
ただし、これらの効果は
糖質制限そのものよりも、
総摂取カロリーの減少や
体重の減少による影響が大きいとされています。
また、厳格な糖質制限は長期的に続けるのが難しく、
長期間の安全性や有効性を裏付ける
十分なエビデンスが不足しています。
糖質の種類制限
そのため、適度な糖質制限(1日100~150gの摂取)が、
現実的で持続可能な選択肢とされています。
特に、精製された糖質(砂糖、白米、白パンなど)は
控えるべきですが、
食物繊維が豊富な全粒穀物や野菜などの糖質源は、
食事の質や健康維持に重要です。
このような糖質源は、腸内環境の改善や
慢性疾患リスクの低減に寄与するとされており、
積極的に摂取することが推奨されます。
さらに、食事法の選択において
個々の代謝特性が重要な役割を果たします。
インスリン抵抗性・糖尿病予備群
インスリン抵抗性が高い、
または糖尿病予備群の人には、
高脂肪・低糖質の食事が
より効果的である場合があります。
一方で、インスリン感受性が正常な人には、
高糖質・低脂肪の食事が適していることもあります。
空腹時血糖値(FPG)や
空腹時インスリン値(FI)といった
血液検査の指標が、こうした個別化に役立つとされています。
ちなみに当食事指導では血液検査の結果を
共有していただくことがあります。
まとめ
肥満に対する効果的なアプローチは、
糖質を極端に制限せず、
全体的な生活習慣を改善することです。
結論として、精製された糖質を控え、
食物繊維が豊富な良質な糖質源、
例えば全粒穀物や豆類、果物、野菜などを
取り入れたバランスの良い食事と
定期的な運動を組み合わせることで、
長期的な健康維持と体重管理が可能になります。
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