ボディビルのポージング練習も減量の一環と言える

こんにちはTOMOAKIです。
大会に出たことがない人はポージングって
そんなにきつそうに思わないかもですが
ポージング練習は結構疲れます。

私は大会前には1日30分〜とか練習することもあるのですが
結構疲れるのと割と絞りが増す感じがこれまでありました。

最近の研究からポージング練習が、実は非常にエネルギーを消費する
「高強度運動」に分類されることが判明しました。

本記事では、この研究のポイントと意外な事実をご紹介します。

ポージング練習が「運動」として評価されるまで

ポージングとは、ボディビルダーが大会で筋肉を
美しく見せるためのポーズを練習するものです。

しかし、これが実際にどれだけ体に
負荷をかける運動なのか
は、
これまであまり詳しく調べられていませんでした。

今回の研究では、心拍数やエネルギー消費量などを測定し、
ポージング練習がどのくらい体に負担をかけるかを詳しく調べました。

その結果、驚くべき事実が判明しました。

高いエネルギー消費と運動強度が判明!

研究では、METs(メッツ)という単位で
運動の強さを測定しました。

これは、座っている状態を基準(1MET)として、
どれだけ体が働いているかを示す数字です。

結果のポイント:

  1. ポージング練習は「高強度運動」に分類される
    ポージング中のMETs値は、ジョギングや
    速いペースのウォーキングなどの運動と
    同じくらい
    高い値を記録しました。

    つまり、ポージング練習は「体を見せる」だけでなく、
    しっかりと体力を使う運動だということです。
  2. 心拍数も大幅に上昇
    練習中の心拍数は、最大心拍数の70~85%に達し、
    多くのエクササイズと同じように
    心臓にも負担をかけることがわかりました。
  3. 体感のキツさ(RPE)も高い
    運動中の「どれくらいキツいか」を評価するスコア(RPE)でも、
    ポージング練習は高い値を示しました。
    特に、大会直前の減量中はさらにキツくなることが確認されています。

刺激物とピークウィークの影響

さらに興味深いのは、カフェインなどの
刺激物を摂取している場合や、大会前の
「ピークウィーク」に練習を行う場合、
ポージングの負荷がさらに高まるという結果です。

  • 刺激物が運動強度を引き上げる
    カフェインを摂取した場合
    心拍数が上がりやすく、
    体がより多くのエネルギーを消費することがわかりました。
  • ピークウィークは特別な時期
    大会直前はカロリー制限や水分調整が行われるため、
    ポージング練習の負担が特に大きくなります。

まとめ

今回の研究は、ポージング練習が「ただの見せる練習」ではなく、
しっかりとした運動効果を持つことを証明しました。

これは、ボディビルダー割と朗報だと思います!

普段のトレーニングにポージング練習を取り入れれば、
筋肉を魅せるスキルだけでなく、
エネルギー消費を稼ぐことも期待できます。

筋トレ後に鏡の前でポーズを取るときは、
長い時間行えば、エネルギー消費を伴う
立派な運動であり減量の一環でもあると言えそうです。

大会前はしっかりポージング練習しましょう!

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この記事を書いた人

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TOMOAKI

2021年度JBBFジャパンオープンクラシックフィジーク168cm以下級準優勝など数多くのコンテストで優れた成績を残し続けており、2022年度から正式にmaison de FLEXER所属のパーソナルトレーナーとして指導中。KONDOやKAMEYAMAより常日頃から様々な知識を供給されそれを活かしてオンラインコーチングで月当たり約30名を指導している。