限界まで追い込むことは筋肥大に有効か??

こんにちはTOMOAKIです。

最近は扇谷選手のトレーニングの
超きっつい、ジャイアントセット
取り入れております。
限界まで追い込むことようなことが
1セットの中で何度も登場します(笑)

筋肥大しそうな気がぷんぷんします。

筋トレにおいて「失敗への近さ」、
つまりセットをどの程度追い込むかが
筋肥大や筋力アップの成果にどう影響するか
は、
トレーニングプログラムを考える上で重要なテーマです。

過去にブログで追い込みについては
いくつか上がっていますが、
2024年9月版の比較的新しい
メタ分析の結果をもとに
その影響を整理して解説します。

研究の概要

この研究では、失敗への近さを
「リザーブ回数(RIR: Repetitions in Reserve)」
という指標で数値化しました。

RIRは「限界まであと何回できるか」を示し、
例えばRIRが2なら
「あと2回できる余力がある」状態を意味します。

研究者たちは過去の関連研究をメタ分析し、
筋力向上と筋肥大それぞれにおけるRIRの影響を探りました。

結果のまとめ

  • 筋力向上における影響
    筋力向上は、RIRが広い場合(余力を残したセット)でも
    狭い場合(限界近くのセット)でも、
    大きな違いは見られませんでした。
    つまり、セットを限界まで追い込むことが
    筋力向上に必須ではないことを示しています。
  • 筋肥大における影響
    一方で筋肥大は、RIRが少ない、
    すなわちセットを失敗に近い状態で終了させた方が
    成果が高い傾向が確認
    されました。
    セットを限界まで追い込むことが、
    筋肥大を最大化するために重要である可能性が示唆されています。

注意点

この研究は探索的なものであり、
RIRと成果の正確な関係にはまだ不明な点があります。

そのため、目的に合わせた柔軟なトレーニング設計が重要です。
また、疲労管理やオーバートレーニングのリスクを考慮し
個々の体力や経験、技術、熟練度に応じた調整が必要です。

闇雲に追い込んでフォームが崩れて
怪我をしては元も子もありません。

まとめ

筋トレでどこまで追い込むかは、
トレーニング効果を左右する重要な要素です。

筋力向上には追い込みすぎない余裕を、
筋肥大には限界近くまでの追い込みを意識することで、
効率よく成果を得られる可能性があります。

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この記事を書いた人

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TOMOAKI

2021年度JBBFジャパンオープンクラシックフィジーク168cm以下級準優勝など数多くのコンテストで優れた成績を残し続けており、2022年度から正式にmaison de FLEXER所属のパーソナルトレーナーとして指導中。KONDOやKAMEYAMAより常日頃から様々な知識を供給されそれを活かしてオンラインコーチングで月当たり約30名を指導している。