みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は座位時間と身体活動は慢性腰痛と脳の形態変化を予測するのかについての
論文を引用していこうと思います。
論文
本研究は、座位時間と身体活動が慢性腰痛と脳の形態変化を予測するかどうかを調査することを目的としている。
大規模なコホート研究を実施し、
1) 一般集団において座位時間が慢性腰痛の発生リスクを高めるかどうかを評価する
2) 身体活動がこのリスクを軽減するかどうかを調査する
3) 痛みに関連する脳の形態学的構造の変化を調べて、
座位時間と身体活動の潜在的なメカニズムを探る、という研究を行った。
対象は、37歳から73歳の成人を募集し、33,402人の参加者 (平均年齢: 54.53 歳) で構成されました。
結果として、このコホート研究では、座位時間は、慢性的な腰痛のリスク増加と
局所灰白質容積の減少を予測するものであることがわかった。
身体活動はこのリスクを軽減する傾向が見られた。
さらに、座位時間を毎日同等の身体活動に置き換えると、局所脳容積を増やすことができる。
結論として、座りっぱなしの行動は、将来の慢性的な腰痛や脳の変性のリスク増加を示しますが、
身体活動を行うことは、慢性的な腰痛のリスクを軽減し、脳の健康を促進するのに役立つ可能性がある。
まとめ
脳のためにも身体は動かした方がいいですね。
子どもの勉強でも塾だけでなく頭のために運動系を入れるというのは
いいというはよく言われていますね。
灰白質が少なくなり過ぎると判断力、記憶力の低下など
日常生活に影響を及ぼしますので気をつけてください。
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