みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は高齢者の身体機能、除脂肪体重、下半身の筋肥大と
筋力に対する筋力トレーニング量の影響についての論文を引用していこうと思います。
論文
この研究は、高齢者の身体機能、除脂肪体重、下肢筋肥大および筋力の
改善に最も効果的な筋力トレーニング量を特定することを目的とした。
151件の試験(n = 6306)を記載した合計161件の論文を組み入れた。
結果として、低ボリュームの筋力トレーニングはタイムドアップアンドゴー、
6分間歩行テスト 、除脂肪体重、および筋肥大の改善に最も効果的でした。
中ボリュームと高ボリュームは両方とも下肢の筋力の改善に最も効果的でしたが、
速歩行速度の増加に効果的だったのは高ボリュームのみでした。
結論として、低いレジスタンストレーニング量は、健康な高齢者の身体機能を大幅に改善し、
除脂肪量と筋サイズをプログラム期間とは無関係に向上させることができるが、
筋力のより大きな改善を達成するためには、より高い量が必要であるようである。
まとめ
筋力のより大きな改善にはボリュームが必要だが
低ボリュームでも効果がある、むしろ低ボリュームの方があるという結果の様です。
とはいえ別の論文では長期の場合、高ボリュームの方が効果が上回るとあったので
高齢者は動き続ける前提の方がいいでの、
高ボリューム出来るなら高ボリュームの方がいいのではと思ってしまいますね。
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