筋肥大のためのカロリー余剰の基本

こんにちはTomoakiです。
筋肥大を目指すトレーニーにとって、
食事とトレーニングはどちらも欠かせない基本です。

特に、摂取カロリーをどう管理するかは大きな課題です。

研究によれば、「エネルギー余剰(カロリーの過剰摂取)」が
筋肉の成長には重要です。

しっかり食べないと筋肉は増えにくいです!
増量期の栄養素は足りてますか?

今回はその基本を紹介しながら、
効率よく筋肥大を進めるためのエネルギー管理について解説します。

1. エネルギー余剰の必要性とその効果

筋肉量を増やすためには、
単なるトレーニングだけではなく、
体が「成長モード」に入るための
エネルギー余剰が必要とされています。

研究では、推奨されるエネルギー余剰として
約358〜478 kcal/日(1,500〜2,000 kJ)が理想的とされています。

この余剰カロリーを取り入れることで、
効率的に筋肉の合成が進み、
脂肪の増加を最小限に抑えながら筋肉量を増やすことが可能
です。

ただし、個々の体質やトレーニングの経験によって
必要なカロリー量は異なるため、まずはこの範囲から始め、
体の反応を見ながら調整していくことが重要です。

2. タンパク質摂取は筋肥大の基盤

筋肥大のためには、適切なカロリーと同時に
タンパク質の摂取も欠かせません。

筋肉は主にタンパク質で構成されているため、
トレーニングで筋肉を破壊した後、
その修復と成長に必要な材料をしっかり供給することが大切です。

研究では、筋肥大を目指す方に
体重1.6〜2.2g/kgのタンパク質摂取が推奨されています。

この量を日々の食事で満たすことで、
筋肉が効率よく成長し、脂肪の増加も
コントロールできるとされています。

3. カロリーのタイミングと分配で効率化を目指す

エネルギー余剰の量を守るだけでなく、
摂取のタイミングも筋肥大に影響を与える重要な要素です。

研究では、トレーニング前後にエネルギーを集中させること
筋肉合成に効果的であると示唆されています。

また、1日の食事を5〜6回に分けて摂取することで
胃腸への負担が減り、効率的にエネルギーを取り込めるようになります。

これにより、過剰な食事による満腹感や食欲の低下も避けられます。

とはいえ5~6回は普通に働いていると難しいと思いますので
全然3食+間食とかで良いと思います。

4. 自分に合わせたカロリー管理のすすめ

エネルギー余剰は筋肥大に欠かせませんが、
個々の体質やトレーニングの経験も影響します。

初心者や体脂肪率が低い方ほど
エネルギーの吸収率が高くなる傾向があるため、
まずは保守的にエネルギー余剰を設定
し、
日々のトレーニングと体組成の変化に
合わせて調整していくことが大切です。

まとめ

筋肥大を効果的に進めるには、
カロリー余剰を取り入れ、
タンパク質を中心にした栄養計画を組むことが重要です。

358〜478 kcal/日のエネルギー余剰をベースに、
タンパク質の摂取量や食事のタイミングを見直しながら、
体の反応を見つつ調整していきましょう。

これを毎日継続することが重要です!
続けられる内容でボディメイクを効果的なものにしていきましょう。

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この記事を書いた人

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TOMOAKI

2021年度JBBFジャパンオープンクラシックフィジーク168cm以下級準優勝など数多くのコンテストで優れた成績を残し続けており、2022年度から正式にmaison de FLEXER所属のパーソナルトレーナーとして指導中。KONDOやKAMEYAMAより常日頃から様々な知識を供給されそれを活かしてオンラインコーチングで月当たり約30名を指導している。