空腹時の有酸素運動に潜むデメリットとは?

こんにちはTOMOAKIです。
先日オンラインコーチングのクライアントさんから
以下の質問をいただきました。

「空腹時の有酸素運動を試してみたいと思っているのですが、
デメリットってありますか?教えてください。」

空腹時の有酸素運動、
いわゆる「ファスティング・カーディオ」は、
一部の人々の間で脂肪燃焼を
目的として実践されています。

特に朝食前に行うことが多く、
体内の糖質が少ない状態で
脂肪を燃やすことを謳う方法です。

空腹時の有酸素運動にはデメリットが存在します。
そこで本記事では質問にある通り
デメリットについて研究を基に詳しく解説します。

運動パフォーマンスの低下

食事を摂らない状態での有酸素運動では、
長時間の運動や高強度運動のパフォーマンスが
低下する可能性があります。

特に炭水化物が不足しているため、
運動時のパワー出力や全体的な運動強度が
低くなることがあります。

低血糖のリスク

空腹時の運動は血糖値の低下を引き起こし、
運動中にエネルギー不足を感じたり、
疲労感が早く現れたりするリスクが高まります。

これにより、めまいや気分の悪さが生じる可能性があります。

筋肉分解のリスク

空腹状態での有酸素運動では、
体がエネルギーを確保するために
筋肉の分解が進む可能性があります。

特に長時間の運動や高強度の運動の場合、
エネルギー供給が不十分であると、
筋肉のタンパク質がエネルギー源として
利用されるリスクが増加します。

脂肪燃焼効果は限界がある

空腹時の運動は脂肪燃焼を促進するとされますが、
実際の体脂肪減少には有意差がないという研究もあります。

食後に行う運動と比べて、必ずしも
体脂肪減少に優位性があるとは限らないことが示されています。

まとめ

空腹時の有酸素運動は
パフォーマンス低下や低血糖、
筋肉分解のリスクが伴う可能性があり、
必ずしも脂肪減少効果が高いとは限りません。

朝やるにしても軽く糖質を入れてからの方が
良いのではと思います。
もしくは夜や他の時間帯にやるなどが良さそうです。

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この記事を書いた人

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TOMOAKI

2021年度JBBFジャパンオープンクラシックフィジーク168cm以下級準優勝など数多くのコンテストで優れた成績を残し続けており、2022年度から正式にmaison de FLEXER所属のパーソナルトレーナーとして指導中。KONDOやKAMEYAMAより常日頃から様々な知識を供給されそれを活かしてオンラインコーチングで月当たり約30名を指導している。