なぜ疲れていると過食してしまう人が多いのか?

こんにちはTOMOAKIです。
タイトルにありますように
疲れているときに食べすぎました。
例えば仕事が残業で疲れて帰ってから過食に
走ってしました。

こんな経験をしたことは多いのではないでしょうか?
オンラインコーチングのクライアントさんの中にも
疲れ、ストレスが強い時についつい食べすぎてしまう!
そんな悩み・報告をされる方は割と多いです。

自分自身も減量中に仕事で疲れて帰ってくると
予定より食べすぎたなんてことはたまにありました。(笑)

そこで今回の記事ではストレスと食欲についての
論文などみて、ストレス喰いについて理解を深めていこうと思います。

急性ストレスの影響

急性のストレス下では、まず食欲が抑制されます。

これは、コルチコトロピン放出ホルモン(CRH)が
ストレス反応の一部として食欲を抑制するためです。

しかし、その後、コルチゾール(ストレスホルモン)が増加し、
食欲が再び刺激され、特に高カロリー食品への
欲求が高まることがあります。

このプロセスは、特に長期的なストレスにおいて
体重増加に寄与する可能性があります。

ストレスと高カロリー食品の選択

ストレスがかかると、脳の報酬系が活性化し、
高カロリーで味の良い「快楽食品」が
選ばれやすくなります。

特に、ストレス時に「健康よりも味を重視」する傾向が強まり、
感情や報酬に関連する脳の領域(前頭前野や扁桃体)が
強く関与します。

慢性ストレスの影響

慢性的なストレスは、食欲と体重に
長期的な影響を及ぼします。

持続的なストレスにさらされると、
コルチゾールが継続的に分泌され、
食欲が過剰に刺激される結果、
肥満や過食に繋がることがあります。

特に、ストレスに敏感な人々は
「ストレス過食」に陥りやすく、
これが肥満のリスク要因となります。

ストレス過食に対する心得

急性でも慢性でもストレスによる
食欲の増加や過食は起こりやすいです。

ストレスがかかると、高カロリーの「快楽食品」
を選びやすくなりますが、
あらかじめバランスの取れた食事を計画することで、
こうした誘惑を避けることができます。

また運動はストレスホルモンの分泌をコントロールし、
同時に食欲を正常に保つ効果があります。

特に、軽い有酸素運動はストレス解消に効果的であり、
食欲の過剰な増加を防ぎます。

まとめ

ストレスがかかると食欲が刺激され
過食につながりやすいのは研究でも確認されています。

夜遅くなりそうな時こそ
事前に食事の準備などをしておき
高カロリーな食事に走らないようにしておきたいです。

またストレスを緩和するために
適度な運動や、趣味、温泉など
好きなことやリラクゼーションを入れるなども
良いのかなと思います。

睡眠不足も強烈なストレスですので
睡眠時間が短い方はなるべく睡眠時間を確保する
努力をするのを推奨しています。

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この記事を書いた人

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TOMOAKI

2021年度JBBFジャパンオープンクラシックフィジーク168cm以下級準優勝など数多くのコンテストで優れた成績を残し続けており、2022年度から正式にmaison de FLEXER所属のパーソナルトレーナーとして指導中。KONDOやKAMEYAMAより常日頃から様々な知識を供給されそれを活かしてオンラインコーチングで月当たり約30名を指導している。