タバコと高血圧の関連について

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は従来の紙巻きタバコの喫煙、加熱式タバコ製品の使用、および併用と
高血圧との関連についての論文を引用していこうと思います。

論文

本研究は、タバコおよび加熱式たばこ(HTP)の使用と
高血圧リスクとの関連を前向きに検討することを目的とした。

当初は高血圧のなかった労働者30,152人(男性82.0%、平均年齢42.9±11.0歳)のデータを分析したものである。
参加者は、自己申告によるタバコ製品の使用に基づいて5群に分類された
:喫煙歴なし、喫煙歴あり、タバコのみを吸う者、HTPのみを使う者、タバコとHTPの二重使用者。

結果として平均追跡期間2.6年(範囲:0.1~4.0年)の間に、
3656例の新規高血圧症例が同定された。
非喫煙者と比較して、タバコのみを吸う者およびHTPのみを使用する者で高血圧リスクが高かった。
また、二重使用者においても高血圧リスクの増加が示唆された。
さらに、すべてのタバコ製品使用者において、高血圧のリスクはタバコ・HTPの使用強度に伴って増加し
た。

結論として、タバコ喫煙とHTP使用の両方が高血圧リスクを上昇させる。
HTPは、高血圧予防のために従来のたばこに代わる害の少ないものと見なすべきではない。

まとめ

加熱だろうと基本的には量が増えればただの害ですね。
吸ってるだけでも外ですけど。

身体に害があると分かっている煙草を吸う人は
健康への意識が低く、食事など含めて健康関連への意識も向いていない、
だから生活習慣病にもなりやすい。
また煙草のターゲット層は低・中所得層であるため食事や
健康へかけれるお金にも差が出てくるなど色々な要因はあると思うので
単一の理由だけとは思えませんが。
とはいえ害であることは間違いないですね。

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KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。