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2024.07.30

睡眠障害と慢性筋骨格痛の双方向関係

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は睡眠障害と慢性筋骨格痛の双方向関係についての
論文を引用していこうと思います。

論文

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38809241/

このメタアナリシスを伴う系統的レビューは、睡眠問題/障害と
慢性筋骨格痛の前向き関連に関する文献を統合することを目的とした。

11の研究集団(116,746人)からの16の論文を含まれた。

メタアナリシスの結果、ベースライン時の睡眠問題は、
短期的および長期的の両方において、慢性筋骨格痛のリスクを高める可能性があることが示された。

睡眠問題のカテゴリー別のエビデンスは非常に不確実であった。
ベースライン時の慢性筋骨格痛は、短期的な睡眠障害のリスクを増加させる可能性があるが、長
期的なエビデンスは非常に不確実であった。
局所的な痛みのみ、あるいは広範な痛みのみが短期的な睡眠障害に及ぼす影響は非常に不確実であったが、
広範な痛みは長期的な睡眠障害のリスクを高める可能性がある。

結論として、このメタ解析によるシステマティックレビューは、睡眠障害が慢性筋骨格痛の
リスク上昇と関連していることを示唆しているが、この関係の双方向性についてはさらなる検討が必要である。

まとめ

睡眠が取れないっていうのは慢性的な痛みも取れない可能性が出てきます。
長期的に痛みがある場合は運動習慣や栄養、睡眠などを整え
健康的な生活をすることでだいぶ緩和されると思うのでやってみるといいです。

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KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

パーソナルジムFLEXER佐藤町店の店長。ブログでは基本的に解剖学や運動学等の文献を引用した記事を執筆しています。

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