コンテスト当日の栄養戦略。糖質?脂質?水分?塩分?

こんにちはTOMOAKIです。
この3連休もオンラインコーチングの
クライアントさんから大会入賞の報告
素晴らしいことに複数いただきました。
選手の皆さん本当におめでとうございます!

毎週末のように各地で大会が開催され
どの大会も多くの選手が出ており
コンテストが盛り上がっているのを感じます。

今日はクライアントさんから
よく質問をいただく
「大会当日の栄養素は何を摂取したら良いか」
について2018年の研究
競争力のあるナチュラルボディビルダーの
栄養ピークウィークと競技日の戦略

より当日の栄養戦略の意思決定ツリーを紹介します。

大会当日

研究によると大会当日、
ボディビルダーは自分の体が
最適な状態であるかどうかを判断するために、
筋肉の満ち具合(フルネス)と
体のドライ具合(ドライネス)、

を評価する必要があります。

以下の意思決定ツリーは、
その判断を助けるためのガイドラインです。

ここでは、筋肉のフルネスよりも
体内水分を最小限に抑えることを優先しています。

過去の模擬ピークウィークやカーボアップの経験が、
適切な競技日戦略を選択するのに役立つでしょう。

この同じ意思決定ツリーは、競技者が
複数のラウンドで評価される状況でも繰り返し適用できます。

筋肉の満ち具合(フルネス)の評価

まず、鏡や筋肉のパンプ感を確認し、
自分の筋肉が「満ちているか」(フルネス)を判断します。

フルネスがあろうがなかろうが、
ドライな見た目であれば
そのまま維持、
・水分を最小限に抑えて
・複合的なマクロバランスの栄養摂取

でコンディションを安定させることを推奨しています。

体のドライ具合(ドライネス)の評価

体の、鏡での見た目や
体重の数値から「ドライネス」を判断します。

ドライであれば筋肉がフラットでなければ
そのまま維持、
・水分を最小限に抑えて
・複合的なマクロバランスの栄養摂取
でコンディションを安定させることを推奨しています。

ドライであっても筋肉がフラットであれば
水とナトリウムの摂取に加えて
・炭水化物
・脂質
の追加摂取の検討を推奨しています。

ドライでなければ脱水戦略を継続して
再評することを推奨しています。

まとめ

大会当日になって浮腫んでいたり
体が張る感じが全然しない時に
どうしたら良いかの指針として
このような意思決定ツリーがあると
不安が解消されたり、迷わず進めたりと
有益かなと思います。

しかし、これらの戦略が
個別または総合的に実施された際の
有効性と安全性に関する研究はほとんどありません。

あくまで1つの参考程度に捉えて
一番は自身の体で試して何をどれくらい
摂取するとどのような反応
が出るのか
変数を1つずつ変えながらデータを取ることが重要です。

リハーサルをする余裕がなかった時は
このようなツリーを活用してみてはいかがでしょう。

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この記事を書いた人

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TOMOAKI

2021年度JBBFジャパンオープンクラシックフィジーク168cm以下級準優勝など数多くのコンテストで優れた成績を残し続けており、2022年度から正式にmaison de FLEXER所属のパーソナルトレーナーとして指導中。KONDOやKAMEYAMAより常日頃から様々な知識を供給されそれを活かしてオンラインコーチングで月当たり約30名を指導している。