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2024.05.02

スプリントランナーの個々の股関節伸筋の筋肉サイズ

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回はスプリントランナーの個々の股関節伸筋の
筋肉サイズについての論文を引用していこうと思います。

論文

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33819316/

本研究では、個々の股関節伸展筋のサイズ、時空間変数、
および最大速度スプリント中のスプリント速度の間の関係を調べた。 

26 人の男性短距離走者から股関節と右大腿部の磁気共鳴画像を取得し、
大殿筋、個々のハムストリングスと内転筋、薄筋の体積を測定しました。

結果としてスプリント速度は、半腱様筋の相対体積と有意に相関していましたが、
検査した他の筋肉の体積とは相関していませんでした。
半腱様筋の相対体積は、立脚距離および立脚時間によって調整された立脚距離と有意に相関しました。
さらに、スタンス距離とステップ長の間、およびステップ長とスプリント速度の間に有意な相関関係がありました。
これらの結果は、半腱様筋が長い立脚距離の達成、ひいては最高速度スプリント時の
高いスプリント速度の達成に寄与していることを示唆しています。

まとめ

ランナーでも筋トレは行う人が多いです。
学生の場合は取り入れたりしているところはありますが
陸上部筋トレは全国的にでたらめが多いのでどこかで変われることを期待しています。

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KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

パーソナルジムFLEXER佐藤町店の店長。ブログでは基本的に解剖学や運動学等の文献を引用した記事を執筆しています。

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