みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は変形性膝関節症では、動作によって引き起こされる痛みと
安静時の痛みや身体機能との関連についての論文を引用していこうと思います。
論文
本研究の目的は、(1)変形性膝関節症患者において、
安静時の自己申告による疼痛と動作誘発性疼痛の関連を調べ、説明すること
(2)様々なパフォーマンスベースの検査と、それに対応する
動作誘発性疼痛のレベルとの関連を評価することである。
合計59人の参加者が研究を完了した。
参加者の約75%は女性で、平均年齢は68.58±8.43歳であった。
患者は約48ヵ月間症状を経験しており、サンプルの約15%が歩行補助具を必要としていた。
結果として運動誘発性疼痛 対 安静時痛の二重性では
関連も一致も見つかりませんでした。
また、可動性テストの結果と、テストの開発中に認識された
痛みのレベルとの間に関連性がないことも述べられています。
結論として変形性膝関節症患者において、
運動誘発痛は安静時痛とも機能的パフォーマンスとも関連していない。
本研究の結果は、変形性膝関節症において、動作誘発性疼痛と
安静時疼痛は異なる構成要素を測定し、言及していることを示唆している。
今後の研究では、動作誘発性疼痛という新たな概念に焦点を当て、
障害に関する潜在的な予測能力をより明確にし、探求していく必要がある。
運動誘発性疼痛を運動療法のアウトカムとして導入することで、
結果の追跡を強化し、さまざまな条件下での個別化介入を開発することができる。
まとめ
動かさなくて痛いのと動かして痛いのは別物ですね。
痛みの種類にもよりますが、
痛みがあっても動かさないと消えない痛みもあるので
恐怖心はあるかもしれませんが動かすべきかなと思います。
とはいえ動かしてはいけない痛みもあるので難しいところです。
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