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2024.01.26

流行りのダイエット法のリスクと副作用について

こんにちはTOMOAKIです。
オンラインコーチングやパーソナルトレーニングで
ダイエットをする方から様々なダイエット法の
有効性について聞かれることがあります。

大前提エネルギー収支が適切にマイナスであれば
どんなダイエット法でも体重は落ちていきます。

しかし、ダイエット法によっては
栄養素が偏ったり、
エネルギー摂取量が低すぎたりと
欠点があります。

そこで今日は、これまでの指導の中で
話題に上がってきたダイエット法の
潜在的なリスクと副作用について

研究を元に紹介していきます。

過去記事で関連するブログが多数あります。
一緒に載せておきますのでより詳しいところは
そちらをご覧ください。

糖質制限

糖質制限ダイエットは短期間で
体重減少や糖尿病の血糖コントロールに効果的ですが、
長期的な健康への影響は不明です。

特に糖質を極端に制限する(1日50g未満)と、
食欲抑制効果がある一方で、
吐き気、疲労、水分と電解質の損失、
運動能力の低下などの副作用
が報告されています。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32744579

糖質制限ダイエットにより、
微量栄養素の摂取が減少する可能性があります。

これには、チアミン、葉酸、マグネシウム、
カルシウム、鉄、ヨウ素の
摂取量の顕著な減少が含まれます。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31006978

ケトジェニックダイエット

ケトジェニックダイエットは、
極端に低い炭水化物と高い脂質を摂取することで、
体をケトーシス状態に導くことを目的としています。

この状態では、体は脂肪をエネルギー源として使用します。

しかし、このダイエットは長期的には
栄養素の不足や肝臓への負担を引き起こす可能性があります。

特に、食物繊維、ビタミン、ミネラルが不足しやすいため、
バランスの取れた食事に注意が必要です。

https://typeset.io/papers/advantages-and-disadvantages-of-the-ketogenic-diet-a-review-1or6zwusz2?utm_source=chatgpt

ベジタリアン・ヴィーガンダイエット

ベジタリアンやヴィーガンダイエットは
動物由来の製品を避け、
植物ベースの食品に重点を置く食生活です。

これらのダイエットは心臓病や糖尿病のリスクを
減らす可能性がある一方で、
ビタミンB12、鉄、オメガ3脂肪酸などの
栄養素が不足するリスク
があります。

これらの栄養素は通常、
動物性食品に豊富に含まれているため、
サプリメントの使用や栄養バランスを考えた
食事計画が重要です。

https://typeset.io/papers/vegetarian-and-vegan-diets-benefits-and-drawbacks-1lisqsas?utm_source=chatgpt

断食

断食は、食事を一定期間完全に断つか、
かなり制限することで体重を減らす方法です。

短期的には効果があることが報告されていますが、
長期的な安全性には疑問が残ります。

特に、代謝機能に影響を与えるリスクがあり
糖尿病や低血糖症、心血管疾患などの
特定の健康状態を持つ人にはお勧めできません。

https://typeset.io/papers/when-fasting-results-in-metabolic-damage-a-matter-of-sex-2xee753ole?utm_source=chatgpt

グルテンフリーダイエット(セリアック病以外)

グルテンフリーダイエットは、
セリアック病やグルテン不耐症の人々には必要ですが、
それ以外の人には特に利点は少ないとされています。

グルテンを含まない食品には栄養素が少なく、
高糖質であることが多いです。

そのため、グルテンフリーの食品に切り替えることで、
鉄、繊維、ビタミンB群などの
栄養素が不足する可能性
があります。

https://typeset.io/papers/multidimensional-disadvantages-of-a-gluten-free-diet-in-5ue7rkdsjw?utm_source=chatgpt

まとめ

結論としてダイエット法によっては様々な
潜在的な健康リスクも伴います。

手っ取り早いから、
簡単そうだから、
支持しているインフルエンサーがやってたから、
などなど早慶な判断は禁物です。

ダイエットでは何かに偏ったりすることなく
バランスのとれた視点で
アプローチすることが大切
です。

オンラインコーチングは毎月数名限定で募集しております。
今年こそダイエットで成果を出した方、
大会に向けてのコーチングを希望される方は
こちらよりお問合せ下さい。

https://flexifithub.com

注意: このブログに提示された情報は
科学研究に基づいており、
個別のアドバイスについては、
医療専門家に相談することをお勧めします。

この記事を書いた人

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TOMOAKI

パーソナルトレーナーでFLEXER COACHINGのメインコーチ。ブログでは主にオンラインコーチング上で得た知見のシェアや減量(ダイエット)、筋肥大に関する記事を執筆しています。

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