ダイエットがうまくいかない隠れた要因 #1

こんにちは、Tomoakiです。
ありがたいことに年末年始に年始スタートの
コーチングの申し込みを7件ほどいただきました。
内容としては大会選手コース、食事管理コース、
食事管理+トレーニング指導3種目コースなどです。

新しくコーチングを開始したクライアントさん達
春〜夏の目標に向けて一緒に頑張っていきましょう!

今日のブログでは、これまでのコーチングの経験から
ダイエットで挫折する人が陥りがちな問題について、
そしてそれを解決する方法について話します。

今回は特に、エネルギー摂取量の適切な把握について焦点を当てます。

エネルギー摂取量の過少申告

これまでオンラインコーチングやパーソナルでのダイエット指導から
多くの人が「そんなに食べてないのに痩せない」と言いますが、
これはエネルギー摂取量の誤解が原因であることが非常に多いです。

驚くべきことに、研究によると、
肥満の人ほど摂取エネルギー量を過小評価する傾向があります。

たとえば、こちらの研究では、健康な成人の自己報告による
食事記録と実際のエネルギー必要量を比較し、
食事記録によるエネルギー摂取量は実際の必要量よりも
1日あたり約277-378kcal低く報告されていることがわかりました​​。

また、別の研究では、肥満の被験者が自分の実際の食事摂取量を
平均して約47%過小報告し、身体活動量を平均して
51%過大報告していることが判明しました​​。

このようなエネルギー摂取量の過小評価は、
ダイエット中の成果が出ない大きな理由です。

理由はシンプルでダイエットするための大前提として
エネルギー消費量>エネルギー摂取量
これが成り立っていないといけません。

エネルギー摂取量を過小評価していたら、
この構図が成り立たず、なかなかダイエットが進まないです。

エネルギー量を目視で把握するのは難しい

目視でエネルギー量を把握することは非常に難しいです。
例えばお皿にオートミールが入っているとしましょう。

それぞれ目視でどれくらいのグラム数、エネルギー量あるかを
知るのは非常に難しいです。

ちなみに左側の70gが266kcal、右の100g380kcal
見た目はほぼ一緒ですが100kcal近くも違います。

白米炊き上がりの写真を比べてみましょう。
目視で知るのは非常に難しいです。

ちなみに左が200gで336kcal、
右が250gで420kcalです。

こちらも100kcalほど違います。

正確なエネルギー量を知るために

見た目で判断するのが難しい摂取エネルギー量ですが
まずは食材のグラム数を測り、
カロリー計算アプリなどを使って正確に計算
することをお勧めします。

色々使ってみて使いやすいのは【カロミル】というアプリです。
無料で使えてクライアントさんの多くも使いやすいという感想をいただきます。

まとめ

正確なカロリー計算を行い、エネルギー摂取量を
適切に把握することで、停滞していたダイエットが進展するかもしれません。

適切なエネルギー摂取量などについては
コーチングにて個別に指導を行っています。

実際に停滞している、色々やっているのに体重が動かないと
主張するクライアントさんでも実際に測ってみると
かなりエネルギー摂取量をオーバーしていたなんてことはよくあります。

最近だと食べすぎている自覚はないけど
実際に測ってみると3000kcalだったというクライアントさんもいました。
しっかり計算して2000kcalにしたところ3ヶ月で
7kgほど体重が落ちました。

テキトーに計算したつもりでは誤差があるため
私もボディビル大会に向けて減量する際には、
食材のグラム数を正確に測って
カロリー計算を行い取り組んでいます。
正確なエネルギー摂取量を知ることの重要性を毎回実感しています。

他のいくつかのダイエットがうまくいかない隠れた要因についても
今後のブログで取り上げていきたいと思います。

以上

この記事を書いた人

アバター画像

TOMOAKI

2021年度JBBFジャパンオープンクラシックフィジーク168cm以下級準優勝など数多くのコンテストで優れた成績を残し続けており、2022年度から正式にmaison de FLEXER所属のパーソナルトレーナーとして指導中。KONDOやKAMEYAMAより常日頃から様々な知識を供給されそれを活かしてオンラインコーチングで月当たり約30名を指導している。