こんにちはTOMOAKIです。
先日オンラインコーチングのクライアントさんから
「過食による健康へのデメリットを教えてください」
という質問が来ました。
過食は消化不良、体重増加、血糖値への悪影響、
健康リスクなどなど色んなデメリットが考えられます。
そこで今回は過食における健康へのデメリットを
論文とともに紹介していきます。
過食は、適切なエネルギー消費量に対して
不適切に大きいエネルギー摂取を意味する
Prentice, A M. “Overeating: the health risks.” Obesity research vol. 9 Suppl 4 (2001): 234S-238S. doi:10.1038/oby.2001.124
過食における健康リスク
過食を含む摂食障害行動は、
時に致命的な重大な医療状態につながることがあります。
これにより、急性胃拡張が起こり、
虚血性壊死や胃の破裂に至ることがあります。
過食後には消化不良と膨満感が一般的な症状です。
健康な成人において、
数日または数週間にわたって過剰な脂肪をエネルギーとして
摂取することは、血糖コントロールの損ないや
インスリン感受性の低下を引き起こす可能性があります。
また高脂肪の過剰摂取を 1 日続けるだけでも、
若くて健康な成人の全身のインスリン感受性が
損なわれることが示唆されています。
過食は、肥満と代謝障害
(糖質代謝の障害、脂質異常症、肝脂肪症など)
につながることが指摘されています。
しかし、過食による体重への影響は個人差が大きく、
一部の個体ではエネルギー消費の適応的な
変化が起こることも示唆されています。
過食で体重が増加すると、
2型糖尿病のリスクも高まります。
研究によると、過食症は、
グルコース代謝を妨げる可能性があるためとのことです。
まとめ
過食による健康へのデメリットは
消化不良、インスリン感受性の低下、肥満と
様々な代謝障害への影響、
2型糖尿病のリスクの増加など
多岐に渡ります。
軽視せずなるべく過食を無くせるように
努力していただきたいです。