朗報!ふくらはぎの筋肥大に関する最新の研究!

こんにちは、TOMOAKIです!
今日は、ここ数日で2回インスタの投稿やストーリーで
流れてきたふくらはぎの筋肥大に関する興味深い研究
紹介していこうと思います。

研究の背景

ふくらはぎの筋肉、特に腓腹筋は、
日常生活の動作において重要な役割を果たします。

しかし、この筋肉は他の筋肉に比べて
筋トレに対する反応が鈍く、
筋肥大が困難であるとされてきました。

カーフは鍛えてもデカくならない!
カーフは遺伝的要素が強いからやらない!

このような意見はジムではよく耳にするかと思います。

さらに、活動不足によって容易に萎縮します。
日常生活で活動不足でふくらはぎが固くなっている方は割といる印象です。

これらが、カーフの効果的なトレーニング方法を
見つけることが重要である理由です。

研究の特徴と結果

この研究では、立って行うカーフレイズと
座って行うカーフレイズ
を比較しました。

14人の未訓練の成人が、
一方の足で立った状態のカーフレイズ、
もう一方の足で座った状態のカーフレイズ

12週間にわたって行いました。

その結果、立って行うカーフレイズの方が
筋肥大に効果的
であることが明らかになりました。

なぜ立って行うカーフレイズが効果的なのか

立って行うカーフレイズの成功の鍵は、
筋肉の伸びにあります。

立っているとき、腓腹筋は座っているときよりも伸ばされます。
この伸びた状態が、より良い筋肥大を促す秘訣のようです。

研究の特徴・課題と考慮すべき点

過去の研究ではトレーニング期間が6~8週間だったのに対し、
この研究では12週間という長期間を採用しました。
このため、筋肥大の結果は、
トレーニング期間の不足によるものではないと考えられます​​。

またこの研究は、一人の参加者が両足で異なるトレーニングを行うという、
個人内比較モデルを採用しました。このアプローチにより、
遺伝子発現やその他の因子による個人間の変動の影響を大幅に軽減しました​​。

課題としてこの研究には、コントロール群の欠如や
女性参加者の月経周期をコントロールしていない点があります。

これらの要素は、研究結果の解釈に影響を与える可能性がありますが、
全体的な傾向としては非常に有益な情報です。

まとめ

ふくらはぎのトレーニングで
筋肥大を狙うのであれば
立って行うカーフレイズは優先的に取り入れてみる
価値はあるようです。

ただし、トレーニングはいろんな刺激も重要です。
立って行うカーフレイズだけでなく、
他の種目も組み合わせることで、
ふくらはぎの筋肉を満遍なく
発達させることができるのでかなと思います。

カーフ太い脚は強そうで憧れます。
カーフ細いので頑張りたいと思います。

内容とは関係ないですが
実験期間中、片側のカーフだけより筋肥大するってのは
心中かなりモヤモヤしそうな気がします。
どうなのでしょうか。

以上

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TOMOAKI

2021年度JBBFジャパンオープンクラシックフィジーク168cm以下級準優勝など数多くのコンテストで優れた成績を残し続けており、2022年度から正式にmaison de FLEXER所属のパーソナルトレーナーとして指導中。KONDOやKAMEYAMAより常日頃から様々な知識を供給されそれを活かしてオンラインコーチングで月当たり約30名を指導している。